2024.04.23 Tue
機械工学科トピックス一覧

【機械工学科】日本カーシェアリング協会「春の学生整備プロジェクト」~自動車コースの学生が被災地のカーシェアをサポート~

4月17日(水)から19日(金)までの3日間、本学自動車工学センターでこの時期恒例の「学生整備プロジェクト」が行われました。 
me①▲整備プロジェクトに協力した4年次生
「学生整備プロジェクト」は、理工学部機械工学科の学生が一般社団法人日本カーシェアリング協会が被災者や支援団体などに貸与している車両のタイヤ交換や点検などを行う取り組みで、2013年から毎年、春と秋の年2回実施しています。
17日に自動車コースの3年次生7人が10台、18、19日には4年次生10人で51台、計61台の点検整備を行いました。

交換用のタイヤやエンジンオイルなどは協賛企業が提供。産学が連携した取り組みとなっています。
学生たちはライトやワイパーなど細やかな点もチェックし、手際よく作業を進めました。

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日本カーシェアリング協会の車両は、主に地震や洪水などで被害に遭われた方が利用されており、令和6年能登半島地震の被災地でも活用されています。
開会式事で、日本カーシェアリング協会の吉澤武彦代表から「利用者から多くの感謝のことばが寄せられています。本プロジェクトはたくさんの笑顔につながる取り組みであり、災害が頻発している昨今、なくてはならない存在となっています。日頃の学びを深める場としても活用してほしい。」と温かいご挨拶をいただきました。
me2▲挨拶する吉沢代表
【学生のコメント】
赤澤 青空さん(4年次・宮城県古川黎明高校出身)
今回も昨年と同じメンバーで整備点検作業を行いました。昨年は自分たちのチームが一番作業が遅かったので、今回は効率よく確実に作業することを心掛けました。
他のチームより人数が一人少なかった中、早く作業を終えることができチームとしての成長を感じています。
2級整備士資格を取得できるよう、日々の学びを大切にしたいと思います。

浦田 大樹さん(4年次・岩手県専修大学北上高校出身)
カーシェア車両の整備点検は昨年に引き続き3回目です。3年次の時よりクルマの構造やエンジン仕組みについての知識が増えた分、作業スピードが上がりました。
高校時代に3級自動車整備士の資格を取得しました。将来は自動車製造にかかわる仕事に就き、高校、大学での学びを活かしたいと考えています。

奥村 峻大さん(4年次・宮城県松島高校出身)
作業効率を上げるためにグループのメンバーと工夫し、協力しながら作業を進めました。
好きな車種を扱う自動車ディーラーから内定をいただきました。あと一年の大学生活でさらに専門的な知識を深め、自分が惹かれたクルマの強みを多くの人に伝えていきたいです。

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