2024.04.16 Tue
研究TOPICS
【研究】「産学官連携によるスポーツと農業を取り入れたワーケーション」に関する研究報告
石巻専修大学 経営学部 情報マネジメント学科 岩浅 巧准教授は、聖徳大学、ANA あきんど株式会社、株式会社ココロミル、損害保険ジャパン株式会社、美津濃株式会社、および山口県は「産学官連携によるスポーツと農業を取り入れたワーケーション※1」についての実証研究を2023 年11 月から12 月に山口県宇部市で実施しました。
本実証研究では、スポーツと農業を取り入れたワーケーションが、仕事に対する活力や没頭など、働きがい・労働生産性に関連する指標、メンタルヘルス、睡眠、リラックスなどの心身の健康に関連する指標、運動習慣化に向けた行動変容に関連する指標の改善に寄与することが示されました。
また、ワーケーション先のワークスペース環境のニーズの特徴として、アイディアの出しやすさ、景色の良さ、自然や観光地が近いことによるリフレッシュのしやすさ、地域住民や地元企業・機関との交流の機会があることなどのニーズが高い一方、防音性やプライバシーの確保など通常オフィスと共通するニーズも多いことが明らかになりました。
今後、山口型ワーケーション※2 の新しい可能性として、産学官連携による地域創生・新たな働き方の社会実装の推進に貢献していきます。
なお、ワーケーションにおけるストレスや睡眠への影響を、2 種類の計測ツール(kokoromil®※3、Fitbit※4)を使うことで、客観的データや科学的な効用研究を行いました。
詳しくは、詳細資料をご覧ください。
詳細はこちら
本研究は、JSPS科研費 JP22K13601の助成を受けたものです。
本実証研究では、スポーツと農業を取り入れたワーケーションが、仕事に対する活力や没頭など、働きがい・労働生産性に関連する指標、メンタルヘルス、睡眠、リラックスなどの心身の健康に関連する指標、運動習慣化に向けた行動変容に関連する指標の改善に寄与することが示されました。
また、ワーケーション先のワークスペース環境のニーズの特徴として、アイディアの出しやすさ、景色の良さ、自然や観光地が近いことによるリフレッシュのしやすさ、地域住民や地元企業・機関との交流の機会があることなどのニーズが高い一方、防音性やプライバシーの確保など通常オフィスと共通するニーズも多いことが明らかになりました。
今後、山口型ワーケーション※2 の新しい可能性として、産学官連携による地域創生・新たな働き方の社会実装の推進に貢献していきます。
なお、ワーケーションにおけるストレスや睡眠への影響を、2 種類の計測ツール(kokoromil®※3、Fitbit※4)を使うことで、客観的データや科学的な効用研究を行いました。
詳しくは、詳細資料をご覧ください。
詳細はこちら
本研究は、JSPS科研費 JP22K13601の助成を受けたものです。




※1 スポーツと農業を取り入れたワーケーション
ミズノのウォーキングプログラムと収穫体験・農業体験を併用したプログラム
※2 山口型ワーケーション
関係人口の創出・拡大や移住の裾野の拡大につなげるため、観光やレジャーだけでなく、企業の生産性向上やイノベーションの創出など、ビジネス面のメリットを強調した、特色あるプログラムを提供するワーケーション
※3 kokoromil®
国内22 の大学病院で活用されているウェアラブル心電計を用いて心電図解析を行い、危険な不整脈の有無などココロの状態を可視化するサービス機器。今回は心拍変動からストレス及び睡眠の質を可視化。
※4 Fitbit
歩数、睡眠度を測ることができる時計型ウェアラブル端末。ワーケーション実施組のみ使用。機種はInspire2 を使用。
ミズノのウォーキングプログラムと収穫体験・農業体験を併用したプログラム
※2 山口型ワーケーション
関係人口の創出・拡大や移住の裾野の拡大につなげるため、観光やレジャーだけでなく、企業の生産性向上やイノベーションの創出など、ビジネス面のメリットを強調した、特色あるプログラムを提供するワーケーション
※3 kokoromil®
国内22 の大学病院で活用されているウェアラブル心電計を用いて心電図解析を行い、危険な不整脈の有無などココロの状態を可視化するサービス機器。今回は心拍変動からストレス及び睡眠の質を可視化。
※4 Fitbit
歩数、睡眠度を測ることができる時計型ウェアラブル端末。ワーケーション実施組のみ使用。機種はInspire2 を使用。