2023.11.16 Thu
人間教育学科トピックス一覧
【人間教育学科】コミュニケーションゲームで伝え合う力の養成について学ぶ
人間教育学科1年次の必修科目「国語」では、小学校国語科での学びの内容を理解し、実践的な教材の分析を通じて、日常生活に必要な言語能力をどのように身につけていけるかを考える授業を展開しています。
11月15日(水)の授業では、「話すこと・聞くこと」の学びの実践として、コミュニケーションゲームを活用した伝え合う力の育成について学びました。
ゲームの課題は「時間内にグループで協力して、離れたところにあるモデルと同じ図絵を完成させる」。
グループメンバーがひとりずつモデルの図絵を見に行って、記憶した情報をグループに戻って口頭で伝え、絵を見ていない他のメンバーがその情報を頼りにモデルの再現(コピー)に挑戦しました。
ゲームの課題は「時間内にグループで協力して、離れたところにあるモデルと同じ図絵を完成させる」。
グループメンバーがひとりずつモデルの図絵を見に行って、記憶した情報をグループに戻って口頭で伝え、絵を見ていない他のメンバーがその情報を頼りにモデルの再現(コピー)に挑戦しました。


最初はどのように伝えればいいか戸惑っていた学生たちですが、それぞれのグループで話し合って工夫できました。
構図にこだわったグループ、細部まで再現したグループ、彩色もコピーできたグループなど、さまざまですが、最後には、どのグループも制限時間内になかなかの再現度の図絵を完成させることができました。
構図にこだわったグループ、細部まで再現したグループ、彩色もコピーできたグループなど、さまざまですが、最後には、どのグループも制限時間内になかなかの再現度の図絵を完成させることができました。


どのグループも、協力してみごとにコピーを完成しました
この実践を通して、学生たちは言葉によって情報を伝え合う難しさとともに、伝え合えたときの喜びや協力する大切さについても学ぶことができました。授業の最後には、このゲームの実践をどのように学びにいかせるか、実際に自分が学び取った内容について、それぞれに振り返りを行いました。
- 言葉にして伝える時には、より具体的に、相手がわかりやすい言葉を選んで伝えることが大切だと考えました。グループワークでは周りの意見をよく聞き、また自分の意見を積極的に伝えていきたいと思います。今日の気付きをいかし、今後の活動にも積極的に取り組みたいと思います。
-
グループワークは苦手でしたが、自分が見てきたことをちゃんと聞いてくれることや自分自身も人の話を聴くことの楽しさを実感しました。会話はキャッチボールと返してくれる相手がいて成り立つのだと改めて思いました。
- 自分は大学生なので、ある程度言われたことを頭で整理して外に出す方ができましたが、小学生はそう簡単に頭で整理できないと思うので、小学校教員は、説明の仕方など工夫する必要があると感じました。