2023.08.10 Thu
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令和5年度東北電力大学交換留学生による帰国報告会を開催しました

 令和5年7月28日(金)、国際交流協定である東北電力大学(中国・吉林省)の外国語学院日本語学科から受け入れた交換留学生5名による帰国報告会を開催しました。
 当日は学生や教職員、今年2月に震災学習として「みやぎ東日本大震災津波伝承館」を訪問した際にご案内いただいた武内宏之様をはじめ多くの方々が駆けつけました。また、東北電力大学外国語学院日本語学科の先生方や9月に交換留学生として来日予定の学生たちもオンラインで視聴しました。
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▲参加者全員で記念撮影
 5名はパワーポイントを用いて、日本での学生生活で学んだことや「ピアサポーター」として大学生活をサポートしてくれた日本人学生との思い出、長期休暇中に訪れた旅行先での経験等を話しました。 報告を聞いた学生や教員からは、「旅行先で美味しかった料理は何か」、「9月に来る後輩にどんなアドバイスをするか」等の質問がありました。

 最後に、尾池学長から「それぞれの個性が現れた素晴らしい報告だった。経験を活かして、ぜひ日本と中国の架け橋になってほしい。」という言葉とともに記念品が贈られました。


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▲東北電力大学の先生(中央)は5名の日本語能力向上に驚いていました
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▲尾池学長(左)から交換留学生へ激励が送られました
【学生のコメント
李 星月さん(東北電力大学交換留学生)
人間文化学科で学んだこと、日本での滞在の様子、宮城県や石巻市について、そして感謝の気持ちの四つに分けて報告しました。日本での生活は充実していて、とても収獲がありました。伝えたいことはたくさんありますが、言葉では十分に伝えきれないと気づきました。とても素晴らしい一年でした。

張 雨霖さん(東北電力大学交換留学生)
報告会の資料を作るとき、最初に思い浮かんだのは一番好きな社会学のことでした。そのため、社会学について多くのことを話しました。
石巻市については、自然の風景が非常に美しいため、特に環境に焦点を当てて報告しまし。また、休暇中にたくさんの場所を旅行したので、旅行先の観光スポットについても話しました。
 
京野 久海さん(人間文化学科3年次・仙台育英学園高等学校出身)
中国語の授業や所属するゼミで、交換留学生と共に中国と日本の文化について学んできました。交換留学生の皆さんの発表は、日本で沢山の学びがあったと伝わりました。さまざまなことに挑戦する姿を見て、私も中国語の学習により意欲的になりました。
 
姜 岳人さん(人間文化学科2年次・暁星国際高等学校出身)
それぞれが日本で自分の目標を立てて勉強したり、自分の足で行ってみたい場所に行ってみたりと物事に取り組む積極的な姿勢が素敵だと思いました。自分も彼らのように誰とでも仲良く接する社交性や積極性を見習い、日々の生活や今後自分が留学する際の糧としたいと思います。