2021.12.13 Mon
教育TOPICS

【地域と政策】自治体職員を招きまちづくりの現状と展望を学ぶ

 後期開講科目「地域と政策」では、地方行政に携わる自治体職員などを講師にお招きし、地方行政の現状や最新の動向、政策課題などについて理解を深めています。
 
 12月7日(火)は、講師に東松島市復興政策課の職員の方を迎え、「東日本大震災からの復興まちづくり~あの日を忘れず ともに未来へ」をテーマに震災からの復興状況やSDGsへの取り組みなどについてお話していただきました。
chiikitoseisaku4▲自治体職員が具体的な事例を交えて説明
chiikitoseisaku5▲授業風景(5号館にて)

第5回目 齋藤石巻市長による講義「誇れる石巻を目指して」

 10月26日(火)は、齋藤正美石巻市長に「誇れる石巻を目指して~石巻に住んで良かったと思えるまちづくり~」をテーマに講義を行っていただきました。
受講した学生たちに感想を聞きました。
阿部 悠斗さん(人間学部人間文化学科1年次・宮城県美田園高校出身)
初めて石巻市の魚市場や多彩なお祭りのことを知りました。石巻には素晴らしい場所や行事があるのに、人口が減少しているのはなぜなのか。
もっと石巻市のことを知りたいと思いました。
市長が前向きに市民のために取り組んでいることを知り、自分も石巻のために何かできることはないかと考えました。

渡辺 璃乃亜さん(経営学部経営学科1年次・宮城県石巻工業高校出身)
市長が安心・安全なまちづくりのために尽力されていることが一番印象的でした。豊かな自然や美しい景観を後世に残すために止水板の設備や道路ネットワークの構築などを行っており、これからもそれを推進していく姿勢に共感しました。
石巻にはいくつもの課題があります。その石巻のために何ができるか、充実した大学生活にするためにも、話し合いの場や実践の機会に多く参加したいと思いました。

蛯名 風河さん(経営学部経営学科2年次・青森県十和田工業高校出身)
石巻市に住んで2年になりますが、まだ知らないこと、行ったことがない場所が多くあることに気づきました。
東日本大震災で大きな被害を受け、その経験から災害に強い安全・安心なまちづくりに力を入れていることも理解できました。
多くの課題はありますが、石巻の漁業や特産品、祭りやイベントなど、全国へ発信し続けてほしいです。
chiikitoseisaku2▲全学部全学科対象の「地域と政策」
chiikitoseisaku3▲毎回様々なテーマについて学びます
「地域と政策」は、全学部全学科、約150人が受講する「基本教育科目(教養力養成)」の科目。石巻市などの行政担当者を講師に招き、まちづくりにあたって必要とされる地域住民と自治体の連携のあり方にについて理解を深めています。

★2021年度の主なテーマと講師

「石巻わくわくプラン」~地域を支える子どもの未来を共に考えよう~石巻市教育長
誇れる石巻を目指して~石巻に住んで良かったと思える街づくり~石巻市長
石巻市総合計画について石巻市復興政策課
石巻市人口戦略について石巻市SDGs地域戦略推進室
東松島市教育振興基本計画について東松島市教育総務課
東松島市首長の施策方針について東松島市副市長
東松島市震災からの復興状況について東松島市復興政策課
女川町の復興まちづくり女川町総務課
女川町の施策方針について女川町長
女川町の学校教育について女川町教育委員会教育長