2021.06.01 Tue
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【高大産連携】「こめぼこ商品化プロジェクト」杉田ゼミ生が田植え~食のありがたみ実感

「交流会(石巻北高校と宮城県水産高校による)合同田植え」実施 

5月25日(火)、石巻北高校の水田で経営学科杉田博ゼミ、石巻北高校、宮城県水産高校による合同の田植えが行われました。
集合▲2年ぶりの開催となった田植え
「交流会合同田植え」には、「こめぼこ商品化プロジェクト」にかかわる杉田ゼミの学生4人と石巻北高校3年生21人、宮城水産高校3年生42人の計67人が参加。全員、素足で田んぼに入り、泥の感触を楽しみながら「こめぼこ(米粉入りのかまぼこ)」の原料となる米の苗を丁寧に手で植えました。
田植え②▲最初に植え方を教えていただきました
田植え③▲一列に並んで手植え
田植え①▲手植えは文化の継承
田植え④▲秋の収穫が楽しみです!
杉田ゼミは、平成28年度より「こめぼこ商品化プロジェクト」一環で、石巻北高校と水産高校の交流事業へ参加し、田植えをはじめ、稲刈り、こめぼこづくりのなどを通して地域の一次産業や食への理解を深めています。今回、植えた米の収穫は10月上旬ごろ行う予定です。

「こめぼこ」収益金「石巻こどもスタジアム」の建設費用の一部に

これまでの「こめぼこ」収益金が、今春、プロ野球東北楽天が石巻市に寄贈した屋外スポーツ施設「石巻こどもスタジアム」の建設費用も充てられたことから、当日、石巻市のオリ・パラ推進室(石巻こどもスタジアム)担当の方から感謝の言葉をいただきました。

《関連記事》【高大産】楽天野球団に目録贈呈&こめぼこの原料となる新米の収穫
《関連サイト》【石巻かほく】東北楽天、石巻市に「こどもスタジアム」寄贈 壁当てやベンチ設置

学生のコメント

阿蘇 航新さん(経営学部経営学科3年次・福島県福島商業高等学校出身)
杉田ゼミでは、様々な体験ができると聞いたのでやってみたいと思って選びました。
初めての手植えは、ドロドロになりながら楽しくできました。
秋の稲刈り、水産高校での「こめぼこ」づくり、販売まで、継続して盛り上げていきたいです。
感想▲感想発表する阿蘇さん
記念撮影▲初めて田植えに挑戦した石田さん(左)と西川さん
西川 凜々奈さん(経営学部経営学科3年次・宮城県仙台育英学園高等学校出身)
田植えは今まで全くやったことがなかったので、一本ずつまっすぐ植えるのが難しかったです。あらためて食べ物のありがたみを感じました。
コロナ禍で高校生と一緒に取り組めたのも貴重な体験でした。
商品開発に興味があるので、この経験を将来に役立てたいと思います。

石田 優希菜さん(経営学部経営学科3年次・福島県いわき光洋高等学校出身)
初めて泥の中に足を入れ、その感触に自然を感じました。
「こめぼこ商品化プロジェクト」に関心があったので、杉田ゼミに入りました。
今回植えた苗が成長して、こめぼこの原料になる。「こめぼこ」の完成が楽しみですし、かまぼこが大好きなので、早く食べてみたいです。
多くの人に「こめぼこ」を知ってもらえるよう、これからも積極的に活動します。