2020.10.23 Fri
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【開放センター/共創研究センター】石巻専修大学共催企画「石巻地域における陸上養殖を考える」が開催されました
2020年10月22日(木)、石巻市水産総合振興センターにおいて、石巻地域産学官グループ交流会と本学との共催による講演会「石巻地域における陸上養殖を考える」が開催されました。企画の背景には、世界的に魚食需要が高まっていますが、温暖化、海洋汚染等の環境悪化により水産資源の枯渇・減少が懸念されており、獲る漁業から育てる漁業の重要性が増しています。中でも、海洋・河川・湖沼に比べ環境への負荷が少ない、また魚種特有の病害虫等も防げる陸上養殖への注目が集まっていることなどがあります。
我が国の陸上養殖研究の第一人者である水産大学校の山本義久教授からは、世界的な水産業を取り巻く状況を概説した上で、陸上養殖の仕組み、国内外の陸上養殖の事例、新型コロナウィルス禍を見据えた魚の流通の方向性などについて、幅広く説明いただきました。このほか、ウニノミクス(株)の山本雄万氏からウニの陸上養殖について、宮城県水産振興課の須藤篤史氏から渡波に計画している陸上養殖研究施設について、それぞれ説明いただきました。
当初、事務局としては50名程度の参加を見込んでいましたが、実際には74名にのぼり陸上養殖への関心の高さが現れました。本学では学生1名を含む7名が参加しました。参加者の質問も具体的でかつ切実なものも多く、大変活発な講演会となりました。
なお、山本義久教授は前日に来学し、水産関連の研究を行っている3名の教員と意見交換も行いました。石巻地域産学官グループ交流会と本学では、共催第二弾の企画として、11月13日(金)に「第3回石巻専修大学研究シェアリング・プログラム」(※場所:石巻市水産総合振興センター)の開催を予定しています。
〈参考〉タイムスケジュール 13:00~17:00
● 開会とご挨拶 石巻市長 亀山 紘
石巻地域産学官グループ交流会座長 山本 憲一(※石巻専修大学名誉教授)
● 閉鎖循環式陸上養殖の基本 水産大学校教授 山本 義久
● 国内外の閉鎖循環式陸上養殖の事例 同 上
● 石巻における磯焼けウニの陸上養殖の取り組み ウニノミクス(株) 山本 雄万
● 陸上養殖研究施設の整備について 宮城県水産振興課 須藤 篤史
● コロナ禍における流通 水産大学校教授 山本 義久
● 閉会
山本義久教授
山本雄万氏
須藤篤史氏
質問の様子
我が国の陸上養殖研究の第一人者である水産大学校の山本義久教授からは、世界的な水産業を取り巻く状況を概説した上で、陸上養殖の仕組み、国内外の陸上養殖の事例、新型コロナウィルス禍を見据えた魚の流通の方向性などについて、幅広く説明いただきました。このほか、ウニノミクス(株)の山本雄万氏からウニの陸上養殖について、宮城県水産振興課の須藤篤史氏から渡波に計画している陸上養殖研究施設について、それぞれ説明いただきました。
当初、事務局としては50名程度の参加を見込んでいましたが、実際には74名にのぼり陸上養殖への関心の高さが現れました。本学では学生1名を含む7名が参加しました。参加者の質問も具体的でかつ切実なものも多く、大変活発な講演会となりました。
なお、山本義久教授は前日に来学し、水産関連の研究を行っている3名の教員と意見交換も行いました。石巻地域産学官グループ交流会と本学では、共催第二弾の企画として、11月13日(金)に「第3回石巻専修大学研究シェアリング・プログラム」(※場所:石巻市水産総合振興センター)の開催を予定しています。
〈参考〉タイムスケジュール 13:00~17:00
● 開会とご挨拶 石巻市長 亀山 紘
石巻地域産学官グループ交流会座長 山本 憲一(※石巻専修大学名誉教授)
● 閉鎖循環式陸上養殖の基本 水産大学校教授 山本 義久
● 国内外の閉鎖循環式陸上養殖の事例 同 上
● 石巻における磯焼けウニの陸上養殖の取り組み ウニノミクス(株) 山本 雄万
● 陸上養殖研究施設の整備について 宮城県水産振興課 須藤 篤史
● コロナ禍における流通 水産大学校教授 山本 義久
● 閉会