2020.06.03 Wed
理工学部TOPICS

【生物科学科】1年次生がオンライン懇親会を行いました

 
5月28日(木)、生物科学科1年次のフレッシュマンセミナーの一環として、Zoomを利用した「オンライン懇親会」が行われました。
渡辺先生 ▲「オンライン懇親会」を管理する渡辺先生
 現在、本学では新型コロナウイルス感染拡大の影響により、安全な学習環境が確保できるまで「非対面授業」のみ実施しており、本授業では、Zoomでの「リアルタイム・同時双方向」方法で5月14日(木)に教員の自己紹介、21日(木)には学生の自己紹介を行いました。
 3回目となった今回は、友達作りのきっかけとして「オンライン懇親会」を企画。1年次生69人がホスト役の渡辺正芳准教授、宮嵜厚教授、辻大和准教授のサポートのもと、自動割振り機能によってランダムな9つのグループに分かれ、1回30分×4回の懇親会に参加しました。学生たちは、毎回違う顔ぶれの懇親会で、一人3分の持ち時間を使い「自分の趣味」「好きな生物」「石巻のお役立ち情報」などを紹介。画面を通して参加者同士の交流を深めたようでした。
 また、「オンライン懇親会」の合間には「オンライン新歓」が行われ、フィールドワーク愛好会の伊藤巧さん、川原太地さん(生物科学科4年次)、フィッシング愛好会の重富洋介さん(生物科学科3年次)、生物科学科標本チームの西村日向子さん(生物科学科3年次)がそれぞれの活動を紹介しPRしました。
 懇親会後に実施したアンケートでは、参加者から「初めはたどたどしかったけど、だんだん話せるようになって楽しかった」「少し話題が途切れる時もあったが結構盛り上がった」「いろいろな場所から参加者が集まっていておもしろかった」などの感想が寄せられ、好評でした。
辻先生▲参加メンバーを確認する辻先生
宮嵜先生▲ホスト役の宮嵜先生

【「オンライン新歓」を行った学生のコメント】

◆フィールドワーク愛好会 代表 伊藤 巧さん(理工学部生物科学科4年次・宮城県工業高校出身)
フィールドワーク愛好会のメンバーは13人、海、山、川などのフィールドや植物、動物に関係なく、自然環境における生物を採集・観察する活動をしているサークルです。今回の「オンライン新歓」では、活動内容や石巻市周辺の自然環境について伝えました。
また、自分が1年次の時の大学生活の様子や時間割、水族館に就職するために必要な潜水士、OPEN WATER DIVER等の資格取得に関する案内も行いました。終了後に1年次生から様々な質問をもらい、反応の良さに手ごたえを感じました。
今は、新型コロナウイルスの影響で大学に行けないため、就職活動や授業などは、ほとんどオンラインを介して行っていますが、初めてのことでいつも通りには進んでいません。自粛生活の終了とともに研究室のセミナーや卒業研究などにも積極的に取り組み、遅れた分を巻き返したいと考えています。

【「オンライン懇親会」に参加した学生のコメント】

◆小田 晴翔さん(理工学部生物科学科1年次・岩手県盛岡市立高校出身)
友達を作るのが難しい状況なので、「オンライン懇親会」を開いて頂いてとてもありがたかったです。グループで学籍番号が1番最後の人が司会となり「好きな生き物は何か」や「サークルはどこにするか」などについて話しました。生物科学科だけあって生き物の話題は共感することが多かったです。
少人数のグループでより仲を深めることができました。今回全員と顔を合わせることができなかったので、もう少し回数を増やして欲しいと思いました。
緊急事態宣言中は、運動する機会がなく筋肉も衰えてしまいました。新型コロナウイルスが収束したらサークルに入ってしっかり運動したいし、大学でできた新しい友達と遊びに行ったり、釣りもしたい。大学が海の近くにあるので地元で出来なかったことにチャレンジしたいです。

◆大槻 あやかさん(理工学部生物科学科1年次・山形県米沢東高校出身)
「オンライン懇親会」では、趣味や自分の好きな物、コロナが収束したら何をしたいか、などについて話しました。共通の趣味の人と仲良くなれて楽しかったです!
Zoomは実際に会わなくてもリアルタイムに会話ができるのでとても便利ですが、通信環境が不安定だとラグが生じたり、参加できなくなったりする点が少し不便だと感じました。
現在は、自宅で今まで気になっていたアニメを一気に見たり、友達と通話をしながらゲームをしたりしています。自粛生活が終わったら、何かサークル活動を始めたいです!
小田さん▲自宅で「オンライン懇親会」に参加した小田さん