2018.04.27 Fri
教育TOPICS
【教育】「いしのまき学」石巻の歴史を学ぶ
第1部「石巻と世界」 ~2回目 東松島市教育委員会佐藤敏幸氏 「ヤマト王権と海道の蝦夷」~
毎週水曜日2限に開講している「いしのまき学」。4月25日は、講師に東松島市教育委員会 佐藤敏幸副参事を招いて「石巻市の歴史」を学ぶ講義が行われました。
講義では、はじめに原始時代の石巻の様子が説明され、石巻地方は縄文時代から海と川を利用した広域の交流を継続し、地域資源を生かして安定したムラ経営をしてきたと紹介されました。
その後、本講義のテーマとなっている「ヤマト王権と海道の蝦夷」について、石巻の遺跡や海を媒体とした関東や東海地方との交流について説明を聞きました。
次回の「いしのまき学」は、5月9日、濱田直嗣サンファン館館長をお招きし「支倉常長とサンファン号」をテーマに「石巻と世界」について講義をしていただきます。
【受講した学生の声】
【受講生のコメント】石井豪さん (食環境学科1年・千葉県津田沼高校出身)
千葉県出身のためこれまで東北の歴史について詳しく学ぶことが少なかったので、初めて知ることが多い講義でした。
石巻地方の歴史について詳しく聞くことができ、北海道や関東とのつながりが深かったことに驚きました。
福沢優華さん(生物科学科1年・宮城県東松島高校出身)
石巻市内には多くの遺跡があることに非常に驚きました。
自宅近くにも新金沼遺跡があることがわかり、憧れの遺跡がこんなに身近にあったのか感激しました。
考古学の研究は、ほんのわずかな情報が大きな発見につながる、粘り強い精神を必要とする学問だと実感しました。

