2018.07.12 Thu
人間学部TOPICS

【人間文化学科】目黒志帆美助教が日本国際文化学会で平野健一郎賞を受賞!

 7月8日(日)、多摩大学多摩湘南キャンパスで日本国際文化学会全国大会が行われ、本学人間学部目黒志帆美助教が第8回平野健一郎賞を受賞し、表彰状を授与されました。
 平野健一郎賞は、日本国際文化学会が国際文化学の発展に資する研究を奨励し、若手研究者の功績を評価顕彰することを目的とした賞で、1年に1回、多数の応募があった論文の中から一本の論文に授与される非常に名誉ある賞です。
 この賞を受賞した目黒助教の論文「ハワイ王国に写し出されるアメリカ-マーク・トゥエインの『ハワイ通信』にみる「自国認識」」(日本国際文化学会年報『インターカルチュラル』第16号所収)は、構想から約5年の年月をかけ完成させた大作で、研究論文として卓越した成果と国際文化学への貢献度の高さが評価されての受賞となりました。

【日本国際学会平野健一郎賞を受賞した目黒助教のコメント】

この論文は文学と歴史学とを横断するような試みで、私にとっては大きな挑戦でした。
それが、このような形で学術的評価を得られたことは、私にとっても、またわが国の人文学研究にとっても大きな意義を持つと思います。これを励みに、今後もさらに研究を充実すべく精進してまいります。
目黒先生受賞①▲表彰状を授与される目黒助教(左)
目黒先生受賞②▲受賞後のスピーチを行う目黒助教