2018.11.27 Tue
理工学部TOPICS

【食環境学科】魚介類に寄生する生物(アニサキス)を観察!

11月20日(火)、21日(水)に食環境学科3年次対象の「食環境学実験Ⅱ」で、魚介類に寄生する生物(アニサキス)の観察を実施しました。
abm00030244▲実験材料のマサバを解剖し、部位別にアニサキス幼虫を計数・採集する学生たち
 近年マサバなどの魚介類に寄生するアニサキス幼虫による食中毒の報告が増えており、今回の実験では、アニサキス幼虫の形態的特長と、マサバの体内のどの部位に寄生しているかを理解するために実施しました。
 実験では3班に分かれ、金華山周辺海域で採集されたマサバを学生が解剖し、マサバに寄生するアニサキス幼虫を部位別に計数・分離しました。
 その後、担当教員の鈴木英勝准教授から家庭でマサバを調理するときに、どのような点を注意すればアニサキス幼虫の食中毒が防げるか?など課題が提示され、各グループの中で課題の調査を実施。
 調査結果は各班でパワーポイントにまとめ、食環境学科4年次の先輩も聞く中で発表も行われました。動いているアニサキス幼虫を初めて見る学生も多く、普段食している魚介類に多くの寄生虫が存在していることを学ぶとともに、危ない寄生虫をいかに回避して魚介類を食するかを学びました。

【参加した学生のコメント】

■阿部 将貴さん(理工学部食環境学科3年次 山形県鶴岡南高校出身)
アニサキスという寄生虫は、今まで講義では聞いたことがありましたが、生で見たのは初めてでした。
実際に目で見て体験して学ぶことで、アニサキスの危険性など、今までの講義以上に深く理解することができました。
現在は、鳴海史高准教授の研究室に所属し研究に励んでいます。今後は有機化学についてより深く学び、卒業後は食品関係の業界で働きたいと考えています。

■秋元 直輝さん(理工学部食環境学科3年次 宮城県多賀城高校出身)
今回の実験では、動いているアニサキスを観察することができ、非常に貴重な経験となりました。
普段は寿司屋でアルバイトしており、加工済の魚を見る機会は多かったのですが、魚の解剖や寄生虫の分離などを行うことで、加工場で働く方々の協力の上でアニサキスなどの寄生虫も除去されていることがわかりました。
卒業後には食品加工業に就職したいと考えており、現在は鈴木准教授の研究室に所属しているので、在学中に食材についてさらに深く研究していきたいと考えています。
abm00030245▲マサバから抽出したアニサキス幼虫