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2019.06.10()
石巻専修大学ISU ONLINE研究開放センターTOPICSINFORMATIONINFORMATIONTOPICSINFORMATIONTOPICS研究

【開放センター】2019年度「石巻専修大学開放講座」が6月6日(木)スタートしました

本年度、本学では「分断から融和へ-多様性の理解-」をテーマに、7回にわたり世界の状況について講師が解説し、参加者のみなさんとともに共生と融和の新時代を生きる道筋を考えます。

スタートとなる6月6日(木)は、本学元人間学部教授の大谷尚文氏が担当し、「欧米人の価値観Ⅰ(フランスにおける富の再分配について)」という演題で講義を行いました。

1980年から約1年半、フランスで家族(妻・子供4人)と暮らした当時に受けた手厚い社会福祉制度(妊娠・出産・新学期などの都度支給される各種手当、国公立学校の学費無料制度など)について紹介しました。
「家族が増えるほど、生活が楽になる」と実感したことや、フランス革命後に発表された「フランス人権宣言」に、人民主権の考え方のほか自由・平等・友愛の精神が取り込まれており、これが現在も続くフランスの福祉政策のもととなっていることなどが説明されました。

また、18世紀にヨーロッパ大陸が他の大陸よりも大きく発展した理由を
①大陸内の各国が地理的条件(海、山、川)で『分断』されていた
②互いの違いを知り競争することで、成長、繁栄した。
と解説し、現代のEU(欧州連合)はヨーロッパ大陸内の国同士の戦争を回避するために始まり「多様性の尊重」を表明しているが、その状況は・・・との話になりました。

大谷氏は現在もフランス語書籍の翻訳を続けており、その一部が紹介され、“複数文明の衝突は、「兵隊同士の戦い(勝負)」ではなく「男女の関係」(=『多様性(他者性)の理解』が必要なもの)に近い”との考えが示されました。

講義後の質疑応答では、「フランスの税負担」「ヨーロッパにおける移民受入れ問題」「EUの公用語」などについて質問が寄せられ、今回のテーマ、演題に関する関心の高さが伺えました。

 

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開講の挨拶 宮城県東部教育事務所 松川様

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開講の挨拶 李東勲 開放センター長

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大谷尚文 先生

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講義風景
次回は6月13日(木)15:00~「欧米人の価値観Ⅱ(「言葉の森をさまよう —— 英語・日本語・カタカナ語― 」)大津幸一氏(石巻専修大学元人間学部教授)です。

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