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2018.12.20()
ISU ONLINE石巻専修大学TOPICS人間学部保育士・教員養成センター教育・ゼミTOPICSTOPICS

【人間学部】「現場での体験」防災教育について肌で感じる

 12月14日(金)、「社会」、「初等教科教育法(社会)」、「教職実践演習(中・高)」などを学ぶ人間学部を中心とした2、4年次の学生18名が、宮城県大川小学校被災校舎跡地を訪問し、「大川伝承の会」共同代表 佐藤敏郎氏から被災当時の状況などを聞きました。

【人間学部】大川小学校実習_01

▲「大川伝承の会」佐藤氏から説明を聴く学生たち
 今回の実習は、大川小学校の被災校舎を訪問し、被害者体験を聞くことで、社会科教育における防災教育の学びや安全教育について考察を深めることを目的として実施。
 佐藤氏から「被災当時の状況」、「被災前の校舎や生徒の様子」についてパネルや写真を基に説明を受けました。
 学生たちは、当時の避難対応について「もし自分が教員だったら…」という気持ちで熱心に説明に耳を傾けました。
 実際の現場で説明を聞くことで、教育現場での活躍を目指す学生たちにとって、とても多くのことを学ぶ機会となりました。

【参加した学生のコメント】

■前村 拓弥さん(人間学部人間教育学科2年次・熊本県専修大学玉名高校出身)
実習に行く前に行われた事前学習で、避難する前に「空白の50分間」が存在していたことを知りました。現地に行くまでは、その50分間で「こんな対応をしていれば助かったのでは…?」など先生方の行動でマイナスな点ばかりを探していました。
しかし、「大川伝承の会」佐藤氏からの説明で『子どもの命を救いたくない先生はいない』という言葉を聞き、50分間で先生方が必死で子どもたちの命を守ろうとする姿があったのだと気づかされました。それと同時に、教員は『責任を持って子どもたちを保護者から預からなければいけない』と再確認できました。
卒業後の進路として、小学校の教員を目指しています。教員になるための知識・技能はもちろん、今回学んだことをしっかりと身につけたいと思いました。

■千葉 良大さん(人間学部人間教育学科2年次・宮城県石巻好文館高校出身)
今回の実習で「大川伝承の会」佐藤氏から説明を聞き、私は2つのことを学びました。
1つ目は『事前準備・対策の大切さ』です。災害が起きる前の段階で学校全体・クラス単位で避難の仕方や行動について整理しておき、すぐに動けるようにする必要があると感じました。
2つ目は『全体での早期決断・意思疎通の大切さ』です。「全体での意思疎通がしっかりできていれば…」、「もっと早く決断できていれば…」助かった命があったかもしれないと思いました。
私は小学校教員を目指しています。今回学んだことを大切にし、これからも様々なことに意欲的に取り組んでいきたいです。

【人間学部】大川小学校実習_02

▲用意された写真やパネルなどを基に、被災前の校舎や生徒の様子も聞くことができました