人間教育学科 遠藤 わかな
06

保育園で

図書館ボランティアが

読み聞かせ

人間教育学科 遠藤 わかな

参加した地域連携プロジェクトの概要と、
そのプロジェクトに参加した理由を
教えてください

「保育園で図書館ボランティアが読み聞かせ」プロジェクトに参加しました。
石巻専修大学の図書館には図書資料の利用促進など図書館の活性化を図るために、「LOVERARY(ラブラリー)」という在学生ボランティア(通称:図書館ボランティア)がおり、大学の近隣保育園で絵本の読み聞かせを行うなどの活動をしています。名称の由来は「LIBRARY」と「LOVE」を合わせたもので、「図書館をもっと好きになって利用してほしい」というスタッフの思いが込められています。
私は将来保育士を目指しており、そのための技術を高めたいという思いと、子どもたちとのふれあいを通じて心豊かな社会を作りたいという考えからこの活動に参加しました。
具体的な取り組みには、おすすめ図書の案内掲示用ポップ制作や、季節の行事に合わせた図書館内の飾りつけ、大学祭での活動などがあります。どの取り組みにおいても図書館スタッフがサポートのうえ、学生の考えやアイデアが尊重されることで学生主体の活動となっています。

⽯巻地域と連携した
プロジェクトを⾏うことで
どんな学びがありましたか?

大学入学当時は新型コロナウイルスの感染拡大期であり、授業はZoomなどで行われていたため、学生同士の交流があまりありませんでした。
そうした状況の中で図書館ボランティアのスタッフ募集を見つけ、活動を始めることとなりました。活動を通して先輩・後輩の学生や図書館スタッフと関わる機会を得られ、社会人としてのマナーや礼儀を学びました。他にも保育園での絵本の読み聞かせでは、事前の打ち合わせをしっかりと行うことでメンバー間のチームワークが高まり、地域との繋がりの大切さも学びました。

人間教育学科 遠藤 わかな

プロジェクト以外の授業や研究で、
印象深いものについて教えてください

保育士資格や幼稚園教諭一種免許状の取得に必要な保育実習は、特に印象深いものでした。
保育現場で実際に子どもたちの姿を観察し、保育の仕事を体験して、子どもたちと遊んだり、生活したりしながら、実践的な学びを得ることが出来ました。子どもたちの興味関心を大切にする事は、自発的に行動する力や学ぶ力を育むことにつながります。乳幼児期の充実した経験は、その後の学習の基礎となり、そして人生を豊かにしていくものになるのではないかと、実習を通して感じました。保育士の責任の重さと同時に、やりがいについて深く考える機会となりました。

人間教育学科 遠藤 わかな

⽯巻の街の良さは、
どんなところにあると思いますか?
また、今後どのように石巻と
かかわっていきたいですか?

私が生まれ育った石巻は、海の幸が豊富で文化やアートにも力を入れており、海と山と川に囲まれた美しい街です。そんな石巻に卒業後も公務員保育士として関わっていきたいと考えています。
子どもたちに石巻の素晴らしさを伝え、成長の一貫に貢献する。そのような「子どもたちの人生に良い影響を与える」存在になりたいです。

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