「竹こもれびナイト」の開催
経営学科 浅野 めぐみ
参加した地域連携プロジェクトの概要と、
そのプロジェクトに参加した理由を
教えてください
経営学科 庄子ゼミが石巻市観光協会、石巻市震災遺構門脇小学校と共催する、石巻市復興の様子を竹燈篭の光で映し出すイベント「竹こもれびナイト」に参加しました。
プライベートで東松島市に行った際、竹燈篭アーティストの方に出会ったことをきっかけに、共同して作品を考える機会がありました。
そこでアーティストの「竹燈篭に込めた想い」に感銘を受け、プロジェクトに協力していただくようお願いしました。
私たち庄子ゼミの学生とアーティスト、お互いの意見を出し合いながら一緒に作品を作り上げたことが印象深く、とても貴重な経験となりました。
石巻の地域と連携したプロジェクトに対して
どのような想いがありますか？
またどんな学びがありましたか？
「竹こもれびナイト」のテーマは「『つなぐ』～竹燈に集まる全ての魂を未来へとつなぐ～」。
私は東日本大震災で犠牲となった人達の分まで、今を生き、そして石巻をどんどん変えていきたいと考えています。
「竹こもれびナイト」などのイベント、それに取り組む私たちの姿、元気に生まれ変わった石巻を様々な方に見てもらいたいです。
「竹こもれびナイト」では、自ら周囲に積極的に声をかけ、目標を実現するため主体的に行動しました。その結果、ゼミ生、地域の方々と協力してイベントを成功させることができました。
この経験を通じて、「行動力」の大切さを実感しました。
プロジェクト以外の授業や研究で、
印象深いものについて教えてください
石巻で行われている、街全体を使ったアートの祭典であるReborn-Art Festivalに関わることができたことが学びになりました。映像と光を使った作品を多く手掛けるアーティスト、髙橋匡太さんの石ノ森萬画館ライトアップ作品や、「光の贈り物」の制作に参加。色を使ってメッセージを伝える作品を制作しました。文字や映像ではなく、「色」を使って何かを表現し、伝えるという発想が斬新で興味深かったです。
⽯巻の街の良さは、
どんなところにあると思いますか？
石巻の復興ボランティアに参加している方は、「おもてなし」のスキルがあると言われています。
石巻には宮城県外から移住した方も多くいるので、私たちがイベントを企画・開催すると皆さん応援して、一緒に盛り上げてくれるんです。私はそれがとても楽しく、石巻の良さだなと感じています。
また、現在はインターンシップでお伺いしている石巻市の活性化や街づくりを推進する企業「街づくりまんぼう」で、“街を漫画の世界”にするプロジェクトに携わっています。
これが実現すると面白いなと思っていますし、これからの石巻の展望や人々の変化がとても楽しみです。
© Ishinomaki Senshu University
