23 Dec
EVENTS経済学部
学外特別研修-インターンシップ発表会
経済学部で開講されている「学外特別研修(インターンシップ)」では,例年12月,受講生たちが研修先での経験や成果などを報告する発表会が開かれています。派遣先機関からのゲストもお招きして,パワーポイントを用いた正式なプレゼンテーションの形式で行われます。
今年度も,12月13日(土曜日),生田キャンパス10号館の10309教室で,23名の受講生による発表会が開かれました。充実した研修内容や受講生の人間的な成長がうかがわれるような,レベルの高い報告が続きました。発表会終了後は,会場を9号館のCABINに移してささやかな懇親会が催され,笑顔の絶えない楽しい雰囲気のなかでこの日の幕を閉じました。
以下では,今年度の受講生のなかから,公益社団法人東京自治研究センターで研修を行ってきた三浦嵩広君(3年生)にお願いして,発表会を無事終えての感想を聞かせてもらうことにします。
この「インターンシップ(学外特別研修)」という学部開講科目では,期間限定で社会人としての経験を得られることはもちろんのこと,今後社会で働く上で大切なことは何か,今の自分に欠けていることは何かなど,多くの“気づき”を得ることができます。
受講生がそれぞれの派遣先機関で研修を行うのは夏期休暇中ですが,それに先立つ前期には,派遣先機関からゲストをお招きして綿密な事前学習を行います。また後期には,発表会に向けたスライド作りやリハーサルをくり返します。
私の研修先は,東京自治研究センターという研究機関でした。センターの方々以外にも,取引先のさまざまな団体の方々と接する機会に恵まれ,貴重なお話をたくさん頂戴しました。内容の濃い仕事をするためには知識の裏づけが必要であること,事前の下調べや準備が大切であることなどを学びました。また,研究機関という特殊な団体や業務内容について学ぶことができ,「働くこと」にたいする自分の視野が広がったと思います。就職活動を目前に控えた自分にとって,これらの経験は得がたいものでした。
さらに,この科目の魅力の一つとして,受講生約30名にたいして教員6名という比率できめ細やかな少人数教育が受けられるという点が挙げられます。その点でいえば,この科目はたんに数ある専門科目の一つというよりも,むしろもう一つのゼミナールといった方が近いと思います。1年間を通しての山場はやはり夏期休暇中の研修にありますが,その後,後期の3か月を使ってじっくりと研修を振り返り,そこで得られた成果や失敗,反省点などをフィードバックできたことが,自分の成長を確かなものにする要因になったと思います。
今回のインターンシップの経験を活かして,残り少ない学生生活を充実したものにしたいと思います。
今年度も,12月13日(土曜日),生田キャンパス10号館の10309教室で,23名の受講生による発表会が開かれました。充実した研修内容や受講生の人間的な成長がうかがわれるような,レベルの高い報告が続きました。発表会終了後は,会場を9号館のCABINに移してささやかな懇親会が催され,笑顔の絶えない楽しい雰囲気のなかでこの日の幕を閉じました。
以下では,今年度の受講生のなかから,公益社団法人東京自治研究センターで研修を行ってきた三浦嵩広君(3年生)にお願いして,発表会を無事終えての感想を聞かせてもらうことにします。
(経済学部教授 清水真志 2014.1.6記)
インターンシップ発表会を終えて-
経済学科3年 三浦 嵩明

2月に行われた発表会は,事前に何度もくり返したリハーサルの成果をしっかりと出すことができ,素晴らしい発表会となりました。 随所に工夫を凝らしてパワーポイントのスライドを作成した上で,聴き手にとっての分かりやすさを第一に心掛けて発表を行いました。一人10分という,長いようで短い発表時間の中に,研修で学んだ全てのことを凝縮することは思いの外大変でしたが,とてもやりがいの感じられる作業でした。また多くの先生方や,派遣先機関からお越し下さったゲストの方々の前で,いつもとは違う緊張感に包まれながらも堂々と発表を行ったことは,今後の自信に繋がる貴重な経験になったと思います。
受講生がそれぞれの派遣先機関で研修を行うのは夏期休暇中ですが,それに先立つ前期には,派遣先機関からゲストをお招きして綿密な事前学習を行います。また後期には,発表会に向けたスライド作りやリハーサルをくり返します。
私の研修先は,東京自治研究センターという研究機関でした。センターの方々以外にも,取引先のさまざまな団体の方々と接する機会に恵まれ,貴重なお話をたくさん頂戴しました。内容の濃い仕事をするためには知識の裏づけが必要であること,事前の下調べや準備が大切であることなどを学びました。また,研究機関という特殊な団体や業務内容について学ぶことができ,「働くこと」にたいする自分の視野が広がったと思います。就職活動を目前に控えた自分にとって,これらの経験は得がたいものでした。
さらに,この科目の魅力の一つとして,受講生約30名にたいして教員6名という比率できめ細やかな少人数教育が受けられるという点が挙げられます。その点でいえば,この科目はたんに数ある専門科目の一つというよりも,むしろもう一つのゼミナールといった方が近いと思います。1年間を通しての山場はやはり夏期休暇中の研修にありますが,その後,後期の3か月を使ってじっくりと研修を振り返り,そこで得られた成果や失敗,反省点などをフィードバックできたことが,自分の成長を確かなものにする要因になったと思います。
今回のインターンシップの経験を活かして,残り少ない学生生活を充実したものにしたいと思います。