13 Jun
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専修大学創立140周年記念事業 「反骨」の弁護士今村力三郎 生誕150年記念展・記念講演会のお知らせ(~6/23 神田)
6月11日より神田校舎8号館2階で開催中!

今村力三郎が好んだ言葉で、自らが正しいと信じた道を、畏れることなく勇気をもって進みなさいという意味で、まさに「反骨」の弁護士としての生き方を示している。
■概要
今年は、明治・大正・昭和にかけて、人権派弁護士として活躍した今村力三郎の生誕150年という記念すべき年にあたります。今村は、明治21年(1888)に専修学校(専修大学の前身)在学中に代言人(現在の弁護士)試験に合格。首席で卒業後は、判事を経て、刑事弁護士として大逆事件や五・一五事件などの数々の大事件を手掛けました。また、戦後は卒業生として初めて、母校・専修大学の総長に就任し、大学改革に尽力した人物でもあります。今村の生涯を通して、専修大学の法学教育が果たした社会的役割を知っていただければ幸いです。
チラシ
チラシ

■展示構成
第1部 今村力三郎誕生 ~信州飯田から東京へ~
今村は、慶応2年(1866)5月2日、長野県下伊那郡上飯田村(現在の飯田市)で、蜂谷重造の長男として生まれました。蜂谷家は地域の素封家でしたが、幼年期に窮乏し、家族とともに上京。今村曰く「貧乏時代」を過ごします。
第2部 明治期の専修学校 ~今村力三郎を育てた法学教育~
明治13年(1880)、法律学と経済学を組織的に教授する初めての高等教育機関として設立されたのが専修大学の前身・専修学校です。明治20年代には、「五大法律学校」の一つとして、日本の法学教育を牽引しました。
第3部 今村力三郎が手掛けた明治・大正・昭和期の大事件
専修大学図書館には、今村が手掛けた事件の訴訟記録が数多く残っています。「反骨」の弁護士・今村力三郎が担当した事件を通して、今村が生きた時代を、そして戦前期の法曹家の社会的意義や役割を紹介します。
第4部 戦後の新たな専修大学の総長・今村力三郎
戦後、今村力三郎は卒業生で初めて総長の座に就きます。財政難を少しでも解消すべく自らの家屋を専修大学に寄付。また、新しい時代に適応できる人材を育成するために労働学院を設置するなど、専修大学の改革に乗り出しました。
第5部 今村力三郎を取り巻く人々
今村が弁護士として名をはせた時代は、私立法律学校出身の弁護士たちが活躍した時代でもありました。明治大学出身の布施辰治、中央大学出身の花井卓蔵などがそうです。ここでは、そうした同時代の弁護士たち、そして今村を支えた家族や友人たちを紹介します。
今村は、慶応2年(1866)5月2日、長野県下伊那郡上飯田村(現在の飯田市)で、蜂谷重造の長男として生まれました。蜂谷家は地域の素封家でしたが、幼年期に窮乏し、家族とともに上京。今村曰く「貧乏時代」を過ごします。
第2部 明治期の専修学校 ~今村力三郎を育てた法学教育~
明治13年(1880)、法律学と経済学を組織的に教授する初めての高等教育機関として設立されたのが専修大学の前身・専修学校です。明治20年代には、「五大法律学校」の一つとして、日本の法学教育を牽引しました。
第3部 今村力三郎が手掛けた明治・大正・昭和期の大事件
専修大学図書館には、今村が手掛けた事件の訴訟記録が数多く残っています。「反骨」の弁護士・今村力三郎が担当した事件を通して、今村が生きた時代を、そして戦前期の法曹家の社会的意義や役割を紹介します。
第4部 戦後の新たな専修大学の総長・今村力三郎
戦後、今村力三郎は卒業生で初めて総長の座に就きます。財政難を少しでも解消すべく自らの家屋を専修大学に寄付。また、新しい時代に適応できる人材を育成するために労働学院を設置するなど、専修大学の改革に乗り出しました。
第5部 今村力三郎を取り巻く人々
今村が弁護士として名をはせた時代は、私立法律学校出身の弁護士たちが活躍した時代でもありました。明治大学出身の布施辰治、中央大学出身の花井卓蔵などがそうです。ここでは、そうした同時代の弁護士たち、そして今村を支えた家族や友人たちを紹介します。

会場 | (1)専修大学 神田校舎8号館2階 今村力三郎記念ホール 〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8 ・ JR 水道橋駅 西口より徒歩7分 ・ 地下鉄 九段下駅 出口5より徒歩3分 ・ 地下鉄 神保町駅 出口A2より徒歩1分 (2)専修大学 生田校舎9号館1階 エントランスホール 〒214-8580 神奈川県川崎市多摩区東三田2-1-1 ・ 小田急線 向ヶ丘遊園駅 北口より「専修大学9号館」行きバスで終点下車(約10分) ・ 小田急線 向ヶ丘遊園駅 北口より「専修大学前」行きバス、「聖マリアンナ医科大学」行きバス、「あざみ野」行きバスで「専修大学120年記念館前」下車(約10分)徒歩3分 ・ 小田急線 向ヶ丘遊園駅 南口より徒歩約15分 ・ 東急田園都市線・横浜市営地下鉄 あざみ野駅より「向ヶ丘遊園駅」行きバスで「専修大学120年記念館前」下車(約35分)徒歩3分 |
会期 | (1)2016年 6月11日(土)~ 2016年 6月23日(木) (2)2016年 11月9日(水)~ 2016年 12月3日(土) |
開館時間 | (1)10時00分~17時00分 (2)9時00分~18時00分 ※いずれも日曜日は休館 |
入場料 | 無料 |
主催 | 専修大学今村法律研究室 |
後援 | 専修大学校友会 |
協力 | 専修大学図書館・専修大学総務部大学史資料課 |
記念講演会
(1)日 時:2016年6月18日(土)13時30分~16時00分
会 場:専修大学神田校舎7号館731教室
講演者:石村修(専修大学法科大学院教授)「田中正造と今村力三郎-自由民権運動と関連して-」
長嶺超輝(作家)「人の心を言葉で揺さぶるには?-今、「伝説の弁護士」に学ぶ-」
(2)
日 時:2016年10月8日(土)14時00分~16時30分
会 場:たばこと塩の博物館 視聴覚ホール
テーマ:「明治期の専修学校における法学教育とその成果~目賀田種太郎と今村力三郎を中心に~」
講演者:日高義博(学校法人専修大学理事長)/司会:松岡啓祐(専修大学今村法律研究室長
問合せ先
専修大学総務部大学史資料課
(Tel) 03-3265-5879 (Fax) 03-3265-5923
(E-mail) archives@acc.senshu-u.ac.jp
専修大学総務部大学史資料課
(Tel) 03-3265-5879 (Fax) 03-3265-5923
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