06 Mar

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第54回外国語教育研究会  文字と音声の現象学  ― 世界の言語と文化を考えるために ―

第54回外国語教育研究会
文字と音声の現象学
ー世界の言語と文化を考えるためにー

abm00023792
   
平成30年3月6日(火)開催
16:00~18:30
専修大学サテライトキャンパススタジオA
(向ヶ丘遊園駅北口徒歩2分アトラスタワー向ケ丘遊園2F)

文字は言語の発音(音声)と意味を示しますが、このふたつ(表音と表意)の間には、興味深い問題がたくさんあります。たとえば日本語の場合、平仮名は発音、漢字は意味を示しますが、平仮名が意味を示す場合もあるし、漢字は発音も示します。こうした問題を出発点に、3人の話者がそれぞれの分野から展開させます。

まず古賀さんは、表音文字のシステムを採用したベトナム語では、書道作品を書くときに漢字のまとまりに留意することを考えます。
下澤さんは、フランスのロラン・バルトの絵画論を論じ、エルテやトゥオンブリの絵を参照しながら、アルファベットについて考えます。
小野さんは、中世イスラム哲学者であるイブン=アラビーによって、言葉や文字の性質を意味指示の機能から捉えない可能性について考えます。

テーマに興味をお持ちの先生、本学学生、一般の方々などどなたでもご参加いただけます。
※画像をクリックすると大きなポスターをご覧いただけます。