実習を重んじて少人数教育を行う学芸員課程が専修大学に本格的に展開されたのは、1988年です。30年の節目の年にあたる本年、「博物館、学芸員のしごと」をテーマとして、セミナーを企画致しました。
今回は学芸員課程を受講し、文化財担当、学芸員の職に就いた卒業生、著名な美術展覧会の企画運営に携わってきたゲストスピーカーに講演いただきます。
また昨年より生田キャンパス2号館に博物館実習室、展示実習室が開設され、さらに充実した実習を開始しました。セミナーでは、学芸員課程受講生による展示実習の成果をあわせて公開致します。
普段、博物館や美術館の展示室を訪問しただけでは知ることのできない、学芸員の様々な「しごと」について知識を深めていただければ幸いです。
セミナーの内容 1.博物館、学芸員の仕事について、ゲストスピーカーと卒業生による講演
2.「博物館実習」履修者による展示実習の成果を公開
講演者 1.講師(卒業生)竹内 智晴 氏
所属:石岡市教育委員会 文化振興課
標題:「地域の文化財を守る・活かす ― 市役所文化財担当職員の仕事紹介 ― 」
2.講師(卒業生)細川 海里 氏
所属:公益財団法人メトロ文化財団 地下鉄博物館
標題:「企業博物館における学芸員の職務の実際」
3.講師(ゲストスピーカー)高木 結美 氏
所属:独立行政法人国立文化財機構・文化財活用センター
標題:「美術展覧会の事業構造と舞台裏」
日時・会場 日 時:平成30年12月15日(土) 13:20~17:00(受付12:50~)
会 場:専修大学生田キャンパス2号館地下1階 ラーニングシアター201
交通アクセス キャンパスマップ申込 対 象 者: 専修大学学生、教職員、一般
費 用: 無料
受付期間:10月2日(火)~12月10日(月)
※定員になり次第締め切りとさせていただきます。