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08 12

14時30分~17時10分 (開場14時) 
専修大学管理者用(広報課専用)人文科学研究所EVENTEVENT

人文科学研究所 第2回 公開講演会
人文科学研究所創立50周年記念 テーマ『災害と人文科学』

日時 : 2018年12月8日(土) 14時30分~17時10分 (開場14時)
場所 : 専修大学生田校舎10号館2階 10215教室(聴講無料)
小田急線向ヶ丘遊園駅北口より「聖マリアンナ医科大学」「あざみ野」「専修大学前」行きバス約10分
 「専修大学120年記念館前」下車 徒歩5分
「データレスキューから甦る100年前のフィリピンの気候」
赤坂 郁美(専修大学文学部准教授)
フィリピンでの気象観測はスペインのイエズス会士によって19世紀後半に始まり、20世紀に入ってからはアメリカに引き継がれて、1940年頃まで続いていました。そのため、現在のフィリピン気象庁による観測記録と併せることで、100年以上の気候の特徴を捉えることが出来ます。これは過去の気象観測データが不足する東南アジアでは珍しいことです。しかしながら、1940年以前の気象観測記録は、スペイン、アメリカ、日本等の気象機関に散逸していたため、それらの所在を探り、収集・整備する「データレスキュー」という取り組みを行う必要がありました。講演では、降水量に着目して、データレスキューにより甦った100年前のフィリピンの気候の特徴とその変化についてお話します。
「罹災資料としての陶瓷器―古琉球のグスク出土青花罐は何を語るか-」
高島 裕之(専修大学文学部教授)
遺物としての陶瓷器は、土の中で腐らず変質することが少ないため、遺跡、遺構の中で、過去の時代を語る重要なものさしとしての役割を果たしています。その中で罹災した証拠として、特に火災によって高熱を受け被熱し、表面がただれた陶瓷器が廃棄される事例があります。本講演では15世紀の古琉球のグスクでの元様式および明代前期の青花罐の出土状況(廃棄状況)に着目します。そして、被熱し、表面がただれた破片を含むこと、それぞれが細かい小破片となっていること、互いの接合する部分も少なく、どのように割れたか復元が困難であることなどの共通点を見出し、それらがグスクを舞台とした戦争に直面した可能性を考えます。そして陶瓷器の破片の1つ1つに災害の記憶が刷り込まれていることを再認識してみます。
*お申し込み方法:
ご住所、お名前を明記のうえ、「人文科学研究所第2回公開講演会申し込み」と題して、下記まで電子メール、ファックス、郵送のいずれかにてお申し込みください。定員超過の場合のみご連絡させていただきます。
〒214-8580 川崎市多摩区東三田2-1-1 専修大学人文科学研究所E-Mail: jinbun@isc.senshu-u.ac.jp
FAX:044-900-7836  ※電話でのお問い合わせは、火曜日の 10 時から 17 時まで。 ☎:044-911-1090
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