インターネットや電子書籍のない、遥かむかしの中世ヨーロッパ。この時代の書物は、ペンで一文字ずつ書き写し、美しく装飾されたとても貴重なものでした。15世紀になると印刷技術の発達で多くの書物がつくられようになり、18世紀半ばで産業革命を迎えます。大量生産が可能になった反面、良き手仕事が失われていくことを危惧したウィリアム・モリスは、自身の印刷所で「美しい書物」を再現しました。
今回の展示作品は普段目に触れる機会のない貴重な資料ばかりです。ぜひ足をお運びください。
【会期】 2017年 5月 8日(月)~ 6月 2日(金)(日曜を除く)
【時間】 (月~金)11:00 ~ 16:00、(土)10:00 ~ 13:00
【会場】 図書館本館研修室(生田キャンパス9号館3階) 入場無料
※一般の方も入場できます
【お問合せ先】 専修大学図書館
Tel: 044-911-1274 E-mail: libtenji@acc.senshu-u.ac.jp
【貴重書ギャラリー】
ポリクロニコン、チョーサー著作集ほか※会期中は、図書館内3階情報検索コーナーでも関連資料を展示します。