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専修大学法学部研究EVENTEVENT

法学研究所公開講座「現場からの法律学・政治学I」(全3回)

皆さん、学生と市民のための公開講座へようこそ!
専修大学法学研究所では、一昨年から2年間にわたって、「法律学と政治学の最前線」と題する公開講座のシリーズを開催し、多くの方から、幸いにして好評で迎えられました。この経験を活かして、今年度からは新たに「現場からの法律学・政治学」のシリーズを開始します。
法律学も政治学も、生々しい「現場」との多くの接点を持っています。学術的な研究が「現場」で起きている諸問題から示唆を受けることも多くあります。また、研究がそれらの諸問題を解決するための何らかの示唆を「現場」に提供できることもあるでしょう。「現場」と研究とのそれぞれの立場が交流し合うことは、それぞれにとって極めて有意義であるに違いないと私たちは考えました。
このような考えに基づき、今年度から開始する新しい公開講座では、それぞれの「現場」の第一線で実際に活動しておられる方からご報告を頂き、「現場が直面しているこれらの問題について、研究者はどのように考えるのか?」と問いを投げかけて頂きます。そこで提示された課題について討論することを通じて、「現場」と研究との接点を探っていきます。
私たちの社会には、多くの困難な課題が山積しています。テレビや新聞などで、それらの報道に接しても、一体どこに問題の本質があるのか、我々はどういう視点からその問題を考えたらいいのか、途方に暮れることも少なくありません。しかし、私たちはそうした困難な課題から目を背けるのではなく、粘り強く、それに向き合っていかなくてはなりません。この講座では、そのような積極的な取り組みのための手がかりを皆さんに提供したいと考えています。

第二回 「刑事法・刑事政策の現場から」(11月26日開催)

タイトル「刑事法・刑事政策の現場から」
報告者小松 直人(警視庁生活安全部少年育成課新宿少年センター主査)
講座の概要「少年補導の現場から」
対論者・コーディネーター 渡邊 一弘(本学法学部准教授)
日時平成28年11月26日(土)
14:00~16:30(13:30開場)
会場専修大学 神田キャンパス 神田キャンパス1号館205教室
東京都千代田区神田神保町3-8
(九段下駅 出口5より徒歩3分・神保町駅 出口A2より徒歩3分)
参加無料、事前申込み不要
主催専修大学法学研究所、専修大学法学部
お問い合せ先法学研究所事務局
houken@isc.senshu-u.ac.jp
(事務局開室日は各週 月・火・水となります。詳細についてはメールでのお問い合わせをお願いします。)

報告者略歴

小松 直人(こまつ なおと)
1970年東京都生まれ。
警視庁警察官(1990年採用)。
警察署、機動隊、本部等の勤務を経て、現在は生活安全部少年育成課・新宿少年センター主査。
現階級 警部

講座の概要 「少年補導の現場から」

警察では、非行の予防および非行の発見に関わる活動を広く展開しており、こうした少年に関わる警察の活動全体のことを少年警察活動という。
少年警察活動としては、具体的には、少年補導、少年事件、少年育成、少年相談、環境浄化、児童虐待対策などの取り組みが実践されているが、本講座では、講演者が現在直接携わっている「少年補導」および「少年育成」についての検討を中心としつつ、「少年相談」についての話題提供も絡め、講座を展開したいと考えている。
本講座では、まず、昨年中の警視庁新宿少年センター管内における非行少年の取扱いをめぐる状況について、新宿の歌舞伎町に見られる少年を取り巻く環境の悪さの例を示すとともに、新宿少年センターによるサイバー補導の取り組みについて、紹介したいと考えている。
また、本講座では、少年の立ち直り支援の観点から、家庭環境の重要性を指摘したいと考えている。少年補導については、補導した少年を立ち直りまで導いてこそ意義あるものとなる。こうした目的に基づき、補導した少年については、その後「農業体験」や「社会参加活動」、「就労支援」などの活動へと誘い、社会とのつながりを実感させ、自信を持たせていくのであるが、保護者に問題がある場合、立ち直り支援の効果が生じにくいこともある。本講座では、少年自身の問題とともに、少年の家庭環境にも注目し、有意義な立ち直り支援のあり方も検討したいと考えている。
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