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社会問題とジャーナリズムの研究 [担当:藤森 研]

ゼミナール名称社会問題とジャーナリズムの研究
研究テーマ現代の社会問題を対象に、毎年度の最初に学生の議論によってテーマを決め、調査・研究を行っている。

2011,2012年度は、「東日本大震災と報道」をテーマに、新聞などの報道分析を全員で行った。2013年度はハンセン病問題を映像作品にまとめたほか、新型出生前診断と命の選別、安全保障問題などを調査・研究した。2014年度は、「身近な冤罪」を共通テーマとして全員で取り組んだ。2015,2016年度も、引き続き冤罪問題を追い、当事者や弁護人の話を聞いたり法廷傍聴をしたほか、夜間中学の見学やヘイトスピーチデモの観察、殺処分などを扱った。
ゼミナール所属文学部人文・ジャーナリズム学科
学習内容「ジャーナリズム」をゼミの名に冠しているが、ジャーナリズムとは「現代史の記録」。ゼミでは、メディア論というより、現代社会問題そのものを取材し、議論し、問題解決の方向を考えることを主眼にしている。現場へ行くことを重視し、冤罪の疑いのある事件現場を踏査したり、各地のハンセン病療養所を訪れたり、米軍厚木基地や横須賀基地を見学したり、痴漢事件が逆転無罪となった判決公判を傍聴したりしてきた。ほかにも随時、学生の発案により最高裁や刑務所などの見学を行っている。

また、文献学習への要望もあるため、『社会契約論』『1984年』などを読んで感想文発表も行っている。
ゼミ生の人数2年生11人、3年生15人、4年生16人
開講日時など毎週水曜日3、4限
卒業論文・卒業研究卒業論文を全員が提出する。

2014年度のゼミ生の卒論テーマは、「民放地上波ローカル局の番組自社制作を考える」「下層社会の音楽 ~彼らは何をうたうのか~」「戦前のハンセン病報道 ―朝日新聞記事の分析―」など。2015年度は「犯罪をした人の立ち直り」「若者の『ひとり観』を考える」など。2016年度は「現代の書店におけるブックカバーの存在意義」「戦争と新聞の挫折~日露戦争期の『万朝報』と満州事変期の『朝日新聞』の比較~」など。
サブゼミナール2012年度にゼミ生の一部がサブテーマで安全保障問題を自主調査した。
ゼミナール合宿毎年夏にゼミ合宿をしている。セミナーハウスのほか、年によっては調査テーマに絡む合宿地を選んでおり、2013年度は草津のハンセン病療養所宿泊所に合宿して入所者の話を聞いた。2014年度には、震災3年後を知るため宮城県石巻市に合宿。仮設団地での傾聴ボランティア活動や、福島県南相馬市・浪江町訪問をした。15年度は御宿でもっぱら勉強。2016年度は箱根に合宿し、ハンセン病療養所(駿河療養所、神山復生病院)を訪ねた。
対外活動など2011、2012年度の藤森ゼミの「東日本大震災と報道」に関する調査と分析は、全国のマスコミ企業でつくるマスコミ倫理懇談会全国協議会の委嘱を受けて行った。テレビ報道の分析に関してはNHK放送文化研究所の資料協力を得た。2年間の調査・分析の報告内容は、同協議会により『東日本大震災・原発事故の報道』『東日本大震災・原発事故の報道II』として刊行され、全国の会員社に配布された。朝日新聞でも記事化された。
OB・OGの進路NHK甲府放送局(契約キャスター)、テレビ山口(アナウンサー)、大分放送(記者)、千葉日報(記者)、写真通信社アフロ、制作会社フレックス、同アックスオンなどマスコミ関係のほか、日本航空、長野市役所、クラブツーリズム、後楽園ドームホテルなどさまざま。
教員紹介朝日新聞の記者を30数年してきたため、学問的成果は乏しい。ただ、社会問題へのアプローチは得意。
藤森 研[研究者情報データベースへ]
その他2014年と2016年の春に、ゼミの有志で台湾へ行き、台湾のハンセン病療養所や先住民族集住地区を訪れた。また、石巻の仮設団地での傾聴ボランティア活動はゼミ有志によって継続されており、2017年春で計12回を数える。

社会問題とジャーナリズムの研究_01

▲ゼミ合宿にて

[2017年2月更新]
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