専修のゼミナール
MENU

ゼミを探す

一覧に戻る

東アジアの思想・宗教・政治--古典との対話 [担当: 前川 亨]

ゼミナール名称東アジアの思想・宗教・政治--古典との対話 [ 担当: 前川 亨 ]
研究テーマ一年に一作品、「古典中の古典」と言われる人文・社会科学の名著を「完読」することを目標としている。これまでに取り上げた作品は、丸山真男『日本政治思想史研究』、マックス=ウェーバー『儒教と道教』、毛沢東『実践論・矛盾論』、孫文『三民主義』など。2014年度はルース=ベネディクト『菊と刀』に挑戦する。
ゼミナール所属教養ゼミナール
学習内容「大学でこれだけは最初から最後までキッチリ読んだ」と自信をもって言えるような、そういう書物との出会いをしてほしい。そういう気持ちからこのゼミナールを立ち上げた。授業の形態は至って地味でありきたりである。担当者を決めて輪番でテキストを読んでいく。担当者はレジュメを準備し、疑問の箇所などを調べてくる。それをたたき台にして受講者みんなで討論を重ね、更に踏み込んだ検討が必要なテーマにぶつかった時には別途、そのテーマについて調べて発表する。ーーこの単純な作業の積み重ねである。しかし、その地味な作業を通して、受講者は書物を読む喜び(一面では辛さ)、討論を通じて問題を解決していく喜び(一面ではそのことの難しさ)を体験することができるに違いない。四時四十分から始まるゼミは、しばしば時間を延長して三時間にも及ぶが、それでも時間が足りないので、休暇期間(夏休み・冬休み・春休み)を利用して一日ぶっ続けのゼミ(「我慢大会」と称する)が敢行される。古典的な名著というのは、なかなか気難しく、調査をするのにも時間と手間がかかるし、討論では議論が紛糾することも珍しくない。しかし、そうした濃密な時間を共有することこそ、大学時代にしか味わうことのできない貴重で贅沢な体験なのだ。実際、時間の経過を忘れて議論に熱中してしまうことも少なくない。このようなゼミの特性上、毎年、ゼミ生の数はさほど多くないが、それだけにゼミ生相互、ゼミ生と教員との深い交流が生まれている。ゼミ終了後に連れ立って夕食を食べに行くこともある。そこでは堅い話から柔らかい話までいろんな話題に花が咲く。これもまたゼミナールならではの醍醐味といえよう。
ゼミ生の人数2013年度は9人、2014年度は7人
開講日時など毎週金曜日5時限目以降
卒業論文・卒業研究特に設けていないが、ゼミ生の希望があれば作成する。
サブゼミナールゼミ生各自の自主性に委ねている。
ゼミナール合宿その年度に取り上げた作品と作者に所縁の地を訪ねる。2013年度には孫文所縁の神戸を訪ね、孫文記念館などを参観した。
OB・OGの進路公務員、一般企業など。
OB・OG会2013年度には、前期・後期の「打ち上げ懇親会」にOBも参加して、大いに盛り上がった。2014年度も実施の予定。
教員紹介このゼミを担当している教員は東アジアの思想史を専門としているので、ゼミで取り上げるテキストもその方面から選ばれることになる。学生時代、殆ど唯一、充実感を味わうことのできたのは、ひたすら古典的名著のテキストをジックリ読んでいく授業だった。私がこのゼミを始めるに当たってモデルにしたのはそれである。このゼミで名著と向き合う機会を得ることは、私自身にとっても非常に有意義で、毎年、自分の研究のための多くのヒントをそこから与えられている。
前川 亨[研究者情報データベースへ]
その他このゼミでは、ゼミ旅行のほかに、「オプショナルツアー」と称して、関連の史跡等を訪問することがある。2012年度には、四月第四日曜日、湯島聖堂で「孔子祭」を参観し、併せて神田明神、ニコライ堂を見学した。2013年度には、両国の江戸東京博物館を見学するとともに、モンゴル人の経営するモンゴル料理店にて本場のモンゴル料理を味わった。2014年度にも、同様の企画を立てたいと考えている。

東アジアの思想・宗教・政治_01

▲孫文「大アジア主義講演」記念碑前にて

東アジアの思想・宗教・政治_02

▲孫文記念館横の明石大橋にて

[2014年4月更新]
センディ

センディナビ