文学部 
歴史学科
Department of History
生田キャンパス

教授・樋口 映美_教員データ

歴史(樋口)
アフリカ系アメリカ人の生活・公民権の問題などを考えています。(写真は、ある町のワシントン大行進50周年記念集会)
樋口 映美
教授 (アメリカ史)
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教員データ

氏名・職位 樋口 映美(HIGUCHI HAYUMI) 教授
文学部開講科目アメリカの人種と政治1
アメリカの人種と政治2
欧米史概説1
欧米史概説2
歴史資料研究法1
歴史資料研究法2
ゼミナール1・2・3
卒業論文
大学院開講科目西洋史特講Ⅴ 西洋史特講Ⅴ演習 西洋史特殊研究Ⅴ 西洋史特殊研究Ⅴ演習
略歴The University of North Carolina at Chapel Hill大学院修士課程修了 文学博士[立命館大学]
専門分野アメリカ史(人種関係史・社会史)
研究キーワード 
所属学会日本アメリカ学会 日本アメリカ史学会 OAH (The Organization of American Historians) 歴史学研究会 日本歴史学協会 

主要業績

単行本(単著・編著など)
共編著『<近代規範>の社会史―都市・身体・国家―』--彩流社-- 2013年11月
編著『流動する<黒人>コミュニティ』--彩流社-- 2012年02月
共編著『歴史のなかの「アメリカ」―国民化をめぐる語りと創造』-- 彩流社--2006年
単著『アメリカ黒人と北部産業―戦間期における人種意識の形成―』--彩流社-- 1997年06月
単行本(訳書・監修など)
訳書 ヘザー・ウィリアムズ『引き裂かれた家族を求めて―アメリカ黒人と奴隷制―』--彩流社-- 2016年05月
監修 フレデリック・ダグラス『アメリカ奴隷制を生きる―フレデリック・ダグラス自伝―』--彩流社--2016年01月
訳書 アロン・ヘンリィ&コンスタンス・カリー『アメリカ公民権の炎―ミシシッピ州で闘ったアロン・ヘンリィ―』--彩流社--2014年06月
訳書 ウィンソン・ハドゥソン&コンスタンス・カリー『アメリカ黒人町ハーモニーの物語ー知られざる公民権の闘い―』--彩流社--2012年12月
訳書 アン・ムーディ『貧困と怒りのアメリカ―南部公民権運動への25年―』--彩流社-- 2008年06月
論文(学術雑誌・紀要など)
「20世期米国の『カラーブラインド』という遺産―『暴力』の忘却と秩序形成―」--専修史学53-- 2012年11月
「白い肌の『黒人』―アメリカ合衆国ジムクロー社会に生きたアレックス・マンリー―」--専修人文論集79--2006年10月
「アメリカ合衆国の人種秩序をめぐる近況―チャペルヒルの道路改名問題と再開発の事例から―」--歴史学研究865--2010年04月
「白い肌の『黒人』―アメリカ合衆国ジムクロー社会に生きたアレックス・マンリー―」--専修人文論集79--2006年10月
"Billiken Club: 'Race' Leaders Educating Children,"-- Transforming Anthropology: Journal of the Association of Black Anthropologists 13 --October 2005
その他(学会発表・講演・座談会・インタビュー・書評・エッセイなど)
・口頭報告「アメリカ史におけるカラーブラインドと公民権」--アメリカ学会第47回年次大会、於東京外国語大学2013年06月
・巻頭言「不気味な大統領選挙戦」--アメリカ学会会報180--2012年11月
・口頭報告「アメリカ南部の奴隷制秩序形成とハイチ革命」--日本アメリカ史学会第8回(通算36回)年次大会、於北九州市立大学2011年9月
・講演「アメリカ『黒人』と<ステレオタイプ>―奴隷制、ジムクロウ法の時代、そして現代―」--専修大学大学院公開講座2008年
・書評 「秋元英一・小塩和人編著『豊かさと環境』(ミネルヴァ書房、2006年)」--西洋史学227--2007年

ゼミ紹介

テーマ:「アメリカ社会・人種を考える」

<到達目標>
  論文・史料の内容・著者/書き手の視点を分析し、リサーチの仕方や論文の読み方・書き方を習得できることを目標とします。

<講義概要>
  史料や論文を読み議論し、リサーチの実践を試みます。リサーチの実践は、卒業論文テーマ決定を目標に行なうものとすします。
  さらに、報告者に対する質問やコメントの仕方、聞き手にわかりやすいレジュメ作成や発表の仕方を工夫することも重視します。

 

メッセージ

 奴隷制社会の時代から南北戦争を経て現在に至るまで「人種」をめぐる問題は、変化し続けています。大きく変化した部分もあれば、なかなか変化しない部分もあり、問題は複雑です。私は1970年代初頭、大学3年生のときに訪れたロサンゼルスで「人種」の問題に遭遇して以来、「人種」絡みで織りなされる歴史の重厚さと奥深さに魅了されてきました。ここ10年ほどは、ミシシッピ州で公民権の諸活動を担ってきた人々とその日常に触れるように努力しています。歴史に埋もれた「人」や「生活」の断片を見つけ、それを手掛かりに全体を読み解く歴史研究の醍醐味を多くの学生のみなさんに体感してほしいと思います。

大学院

西洋史特講Ⅴ
19世紀から20世紀におけるアメリカ合衆国の人種関係と文化を、大西洋世界や日本との比較を射程に入れながら考察することによって、新たな研究方法の可能性について検討する。ただし、受講者の理解度によっては予定を変更することもありうる。
西洋史特講Ⅴ演習
1年目は奴隷制社会の諸相と記憶、2年目は公民権をめぐる社会の諸相と記憶を扱う。それぞれに掲げる小テーマをめぐって議論するために、研究書・自伝・聞き書き史料などを読みながら議論する。
西洋史特殊研究Ⅴ
アメリカ合衆国の19世紀における統合と排斥の論理を念頭におきながら、人種意識形成とナショナリズム、および社会秩序形成のメカニズムに関する歴史的考察を試みる。日本史研究分野との比較も試みる。 
西洋史特殊研究Ⅴ演習
  • 1年目は、歴研究書・研究論文・原史料を読み発表し、議論することによって、社会史の方法と可能性を探る。
  • 2年目は、文化人類学や社会学などの関連諸科学、日本史など他地域の研究にも目を配り、新しい考え方を方法としていかに取り込めるかなどにも留意する。
  • 3年目は、博士論文の準備段階における発表・検討なども含める。
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