教授・久木元 美琴

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多くの人々をひきつけてやまない都市。それは,どのように成立し,発展してきたのでしょうか。グローバル化と多様化の中で変化しつつある都市の空間構造や生活課題に,フィールドワークから迫っていきましょう
久木元 美琴
教授

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教員データ

氏名・職位  久木元 美琴(KUKIMOTO MIKOTO) 教授
文学部開講科目 野外調査法1
人文環境学調査法2
都市環境学1
都市環境学2
ゼミナール1・2
卒業論文
大学院開講科目 地域システム論特講Ⅱ 地域システム論特講Ⅱ演習 地域研究法 地域特別研究法 地域論特殊研究Ⅱ 地域論特殊研究Ⅱ演習
略歴 東京大学大学院総合文化研究科 博士(学術) [東京大学]
専門分野 人文地理学(都市社会地理学)
研究キーワード 都市のグローバル化とダイバーシティ/都市における保育・子育て支援/高齢者・障碍者・外国人の生活支援とケア/まちづくりとコミュニティ
所属学会 日本地理学会 経済地理学会 人文地理学会 地理科学学会 地理空間学会 日本都市学会 地域政策学会

主要業績

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単行本(単著)
『保育・子育て支援の地理学』--明石書店-- 2016年10月
単行本(共著・編著・論文集・事典など)
『キーワードで読む経済地理学』--原書房-- 2018年06月
『地図でみる日本の健康・医療・福祉』--明石書店-- 2017年03月
『インターネットと地域』--ナカニシヤ出版-- 2015年03月
Urban Transformations: Centres, Peripheries and Systems, Ashgate, 2014年10月
『地方行財政の地域的文脈』--古今書院-- 2012年03月
論文(雑誌・紀要・研究成果報告書など)
福祉サービスの地理学における「多様な経済」と感情への着目の必要性―日本における保育・介護サービスを中心に―,経済地理学年報65(4)-- 2019年12月
「子育てする場所としての都市」はいかに実現可能か--建築雑誌 vol.132 No.1704-- 2017年11月
郊外NPOによる子育て支援施設の役割と可能性--都市地理学9-- 2014年03月
その他(学会発表・講演・座談会・インタビュー・書評・エッセイなど)
福祉サービスの地理学的研究におけるジェンダーの視点―保育・子育て支援の地理学の到達点と課題―--日本地理学会秋季学術大会シンポジウム「ジェンダーの視点から何が見えるようになったか―日本の地理学研究における成果と可能性―」(新潟大学),2019年09月
保育とケア労働をめぐる地理学的課題--経済地理学会大会共通論題シンポジウム「現代日本における労働・雇用の経済地理学」(名城大学),2019年05月
地域別にみた子育て支援の課題--第1回「地方創生×少子化対策」検討会(中央合同庁舎4号館1214特別会議室),2019年4月

ゼミ紹介

学部

 
都市地理学(都市社会地理学)
このゼミでは,都市の社会的・現代的な課題について,丹念なフィールドワークから,背景・実態・解決の糸口まで考察することを目標とします。グローバル化をはじめとする社会経済環境の変化の中で,日本の大都市および地方都市の空間構造やそこに暮らす個人・家族の生活は多様性を増しています。こうした中で都市は様々な社会的課題に直面すると同時に新たな文化景観や情報空間も成立させています。ゼミの大きなテーマは,このような諸現象の現状と動態を踏まえながら,都市の社会的な課題や可能性について検討することです。特に,「都市とはどのような場所か,誰もが暮らしやすい都市とはどのようなものか,それはいかに実現されうるか」という素朴な問いに軸足を置きながら,ハード・ソフト両側面から検討する視点を持ちたいと考えています。

メッセージ

地理学は英語でいうと「geo+graph(y)」=「地域を記述する」。つまり,地域の自然環境と人間活動の全部をみてやろう!という,野心的で,とっても懐の深い学問です。
フィールドワークにいくと現地でしか得られない発見や知的興奮が必ずあって,いくつになっても,どこに住んでもワクワクできる。地理学を真剣に学ぶと,そんな幸せを感じられるようになります。
皆さんも「地理学」を学んで,「一生モノの知的ワクワク能力」を共有しませんか。好奇心いっぱいの皆さんとの出会いを,楽しみにしています。

大学院

 
地域システム論特講Ⅱ
この講義は,国内外の都市空間構造や都市社会地理的現象に関する理解を深めながら,これに関連する既存の研究動向(地理学分野を中心に)を踏まえて,具体的な研究成果から読み取る必要のある視点・論点を学び,都市地理学や都市社会地理学の新たな研究課題を見出す能力を修得する。
 

地域システム論特講Ⅱ演習
1年次には,都市における地域づくりや地域政策に関して,近代以降の動向や代表的な理論と研究視角・分析手法を学び,国内外の大都市・中小都市における具体的な事例研究をも参照しながら現代的な諸課題について実証研究に向けた文献踏査と理論枠組・手法を修得する。2年次には,受講生が自ら対象地域を設定し,現地調査にもとづきながら都市の地域づくりや地域政策に関する実証研究を進める。 
 
地域研究法
テーマを定めたうえで受講生(指導学生)と特定の地域に関する共同研究を実践し、その成果をとりまとめることを通じて、地域を研究することの包括的理解を促す。
 
地域論特殊研究Ⅱ
都市地理学に関する専門性の高い知識を習得することを目的とし,都市地理学に関する近年の研究動向について、講義及び文献購読を行う。
 
地域論特殊研究Ⅱ演習

都市地理学分野の博士論文を作成する学生に対して研究指導を行う。1・2年生については、学術誌に投稿する研究論文の作成について指導を行う。3年次以降は、学術誌に掲載された複数の論文を博士論文として取りまとめる作業について指導を行う。本演習におけるディスカッションを通じて、より完成度の高い博士論文を作成することを目的とする。
 
地域特別研究法
特定テーマを定めて、受講生(指導学生)と共同研究を実践して成果をとりまとめ、研究することの包括的理解を促す。現地調査の実施のため、授業時間帯を受講生と相談して変更する時が一年に数回生じることがある。年度内に指定された回数の発表会に必ず参加し発表を行う。