文学部 
英語英米文学科
Department of English
生田キャンパス

教授・並木 信明_教員データ

R1003413
英語とゴシック文化をキーにして、Harry Potterからアメリカ文学まで読み解く楽しみを教えます。
並木 信明
教授
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教員データ

氏名・職位 並木 信明(NAMIKI NOBUAKI) 教授
文学部開講科目Advanced Reading 3
Advanced Reading 4
アメリカ文学の世界1
アメリカ文学の世界2
ゼミナール1・2・3・4
卒業研究
大学院開講科目米文学特講Ⅱ 米文学特講Ⅱ演習 米文学特殊研究Ⅱ 米文学特殊研究Ⅱ演習
略歴立教大学博士課程文学研究科単位取得満期退学 文学修士 [立教大学]
専門分野英米文学
研究キーワードウィリアム・フォークナー
所属学会日本アメリカ学会 日本英米文学会

主要業績

単行本(単著)
単行本(共著・編著・論文集・事典・翻訳など)
「序」、7「教授と女子学生の権力ゲーム」、13「フォークナーの血をめぐる闘い」--松柏社-- 2000年05月
「文学と批評のポリティクス」 (第章4 方法としてのモンタージュフォークナーとハリウッド)--大阪教育図書-- 1997年03月
「ユダヤ系アメリカ短篇の時空」 (第4章1 父親になることの意味ソール・ベロー「未来の父」)--日本マラマッド協会  北星堂書店-- 1997年03月
「アメリカ短編小説を読み直す」(はじめに、Part3 顔のない写真とイメージ、コラム5 フォークナーの短篇小説、あとがき  担当)--日本マラマッド協会  北星堂書店-- 1996年04月
「アメリカの対抗文化」 (第6章第2節(2)映画で読む1960年代)--日本マラマッド協会  大阪教育図書-- 1995年02月
論文(雑誌・紀要・研究成果報告書など)
テクストの発見あるいは探究The Sound and the Fury における絵とテクストの関係--「アメリカ文学研究」第32号 日本アメリカ文学会-- 1996年02月
"A Rose for Emily" の二枚の活人画 Faulkner におけるイメージとテクスト--「英米文学」第57号 立教大学文学部英米文学科-- 1995年05月
ウェルテイ作「緑のカーテン」を読むカーテンという境界の差異化の問題--「英語青年」2月号 第139巻第11号 研究社-- 1994年02月
《Kitchen の世界》からの脱出Carson McCullers の The Member of the Wedding について--「山梨大学教育学部研究報告」第42号 山梨大学教育学部-- 1992年02月
What Is Trath for The Writer Hemingway's Spanish Civil Way Stories--「秋田経済法科大学経済学部紀要」第14号 秋田経済法科大学経済学部-- 1991年03月
その他(学会発表・講演・座談会・インタビュー・書評・エッセイなど)
<フォークナー>と南部・女性・作家たち(シンポジウム「William Faulkner とアメリカ南部女性作家たち」)--日本英文学会第69回大会1997年05月
"A Rose for Emily" の二枚の活人画 Faulkner におけるイメージとテクスト--日本英文学会第67回大会1995年05月
テクストの発見あるいは探究The Sound and the Fury における絵とテクストの関係--日本アメリカ文学会 第32回大会1994年10月
『日はまた昇る』再考Robert Cohn と作者の関係--東北英文学会第43回大会1988年10月
トマス・サペントとジェイ・ギャツビー夢に憑かれた男達--東北英文学会第42回大会1987年11月

ゼミ紹介

§3年 並木ゼミ§

並木ゼミ_01

ゴシック文化を中心にヨーロッパ中世を学ぶ、をテーマに前期では以下の項目について基礎的知識を学びました。
  • 酒井健『ゴシックとは何か』(講談社現代新書)
  • イギリスの歴史
  • 映画『エリザベス』
  • 小林章夫『図説 英国庭園物語』(河出書房新書)

本年は、4月の授業開始直後にまず、情報科学センターでパワーポイントに使・「方を学び、基本的に発表はそれを使って行いました。発表はグループごとに分担を決めて適宜インタ・EE[ネットで集めた画像などをスライドに織り交ぜながら行いました。最初にゴシック大聖堂の本を読むことから始めたこれまでとは異なり、その前にゴシックの入門書を読み、中世という時代を理解するために英国の歴史を学び、その一環として映画『エリザベス』を解釈しましたが、予備知識もなく見て分からなかった人も今度はよく理解できるようになったと報告しており、ゼミでの研究の成果が出たと思います。

並木ゼミ_02

イギリス、キャッスル・ハワード
また、今年のゼミではこれまで取り上げようとして果たせなかったイングリッシュガーデンの発達史を学びました。イングリッシュガーデンが16世紀ヘンリー8世の治世下でイタリアのルネサンス様式の模倣から始まり、18世紀のランドスケープガーデンの成立を経て独自の展開をしていく過程を本や映像資料を使って探求しました。

後期は総合芸術としてのゴシック大聖堂を学び、ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』を読みながら、イエス・キリストとマグダラのマリア、十字軍遠征とテンプル騎士団、ダ・ヴィンチ、秘密結社などの謎について一層深く学んで行く予定です。

§4年 並木ゼミ§

並木ゼミ_03

4年のゼミは今年2月25日(土)から27日(月)まで、箱根のセミナーハウスで合宿し、3年次にゼミで学んだことを生かして、卒業研究を行うため、各自が以下のようなテーマの発表を行いました。
  • バッハのマタイ受難曲
  • パイプオルガンの歴史的研究
  • 世界の古楽器
  • 世界の宗教
  • 死と葬送の儀式
  • ゴシック小説『オトラントの城』
  • 世界のカフェの歴史的研究
  • 世界の菓子文化
  • マグダラのマリア
  • 現代の魔女とファンタジー
  • 近代オリンピックの誕生
  • スペインサッカーの歴史
  • イギリスサッカーの特色
合宿中雨に見舞われましたが、男女ペアの卓球トーナメント大会をしたり、ちょうど誕生日を迎えた人のケーキを用意したり、懇親会で夜遅くまで話したり楽しいひと時を過ごしました。

並木ゼミ_04

4年のゼミはゼミ長の小坂君を中心に良くまとまっているのが特色です。

並木ゼミ_05

一人で食べるとたいしたことはないのにみんなで食べると楽しい!?

並木ゼミ_06

メッセージ

 もともとは理科系の学生でしたが(北海道大学工学部機械工学科)、アメリカの文化とアメリカ人に興味を抱くようになって立教大学文学部英米文学科に3年編入して以来、ノーベル賞を受賞したフォークナーを中心に研究しています。

  フォークナー(1897-1962)は生涯の大半をすごしたミシシッピ州北部の町オックスフォードをモデルにした、ヨクナパトーフ・@郡ジェファソンという架空の町を舞台に多数の長編や短編を書きました。豪壮な邸宅に住む南部貴族と呼ばれる富裕な白人家族、そこに仕える黒人家族、綿花畑で働く黒人や白人の農民たち、さらに町の商店主、弁護士、牧師、婦人といった人々が登場する彼の小説世界はまことに多彩で南部社会ばかりでなく、アメリカ全体の縮図ともなっていて、いくら研究しても尽きない題材を提供してくれます。

  また前任校の山梨大学教育学部で関わった情報教育の知識を生かして、英語英米文学科のホームページや日本フォークナー協会のホームページ作成に関わっています。ちなみにhttp://www.faulkner-in-japan.net/を開くと内外のフォークナー研究者の論文や書評をのぞくことができます。私が苦労して仕上げたものです。 

大学院

米文学特講Ⅱ
フォークナーの前中期の代表作The Sound and the Fury, As I Lay Dying, Sanctuary, Light in August, Absalom, Absalom!を取り上げて〈意識の流れ〉手法、無意識、過去、人種、ジェンダー、南部などの技法とテーマを論じる。
米文学特講Ⅱ演習
論文執筆予定者に対して、必要に応じてテクスト・論文を読みながら個別に論文指導を行なう。
米文学特殊研究Ⅱ
フォークナーの習作時代である1920年代半ばに書かれたThe Marble Faun, A Green Boughなどの詩集やEarly Prose and Poetryに収められた短詩・散文・書評、またNew Orleans Sketchesに収録されたスケッチ類そしてSoldiers' PayとMosquitoesという長篇などから、いかにしてモダニズム文学の傑作The Sound and the Furyが成立したかについて研究する。
米文学特殊研究Ⅱ演習
博士論文提出予定者に対して、必要に応じてテクスト・論文を読みながら個別に論文指導を行なう。
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