特別インタビュー

 キャリア形成支援課では、様々な就職活動へのサポートを行っていますが、就職活動を意識し始めるまで利用したことがない人がほとんどです。キャリア形成支援課を有効活用しながら、内定を獲得した先輩に、キャリア形成支援課の活用法と就職活動の進め方についてお話を聞きました。

リモート面接時に活躍した、WEB面談3点セット
リモート面接時に活躍した3点セット(リングライト、カメラ、ノート)

文学部 歴史学科 4年
※学年は取材当時(2021年8月)

滋野 すみれさん
Sumire Shigeno

内定業界
食品業界

リモート面接時に活躍した、WEB面談3点セット
リモート面接時に活躍した3点セット(リングライト、カメラ、ノート)

- 先輩の勧めで初めて訪問したキャリア形成支援課 -

就職活動の方向性を掴むことができた
キャリア形成支援課での相談

 私は、3年の9月の上旬、他大学の友人と就職活動の話になり、まだ何も手を付けられていない自分の状況に焦りや不安を感じていました。そんな時に懇意にしている専修大学の先輩から「まず、専修大学のキャリア形成支援課を使った方が良いよ」との勧めがあり、訪問してみようと思いました。私の時は、新型コロナウイルスの影響もあったため初回はオンラインのみでの対応でしたが、最初からとても優しく指導していただいたのが印象的でした。その際に顔見知りのスタッフの方もできたため、大学に登校できるチャンスのあった日に直接お話をしにうかがい、そこからは徹底的に個別相談を利用しながら就職活動を進めてきました。

スタッフの皆さんからの
助言で乗り切った就職活動

 正直、私はキャリア形成支援課で相談を行っていなければ、内定を取れていなかったと感じています。というのも、就職活動の繁忙期にはかなりの頻度で相談の予約をして、就職活動で自分自身に足りないことをその都度補っていただいたからです。例えば、エントリーシート(ES)の敗退が続いていた時「自分についての言及が少ない」というアドバイスで一気に通過率があがりました。また、面接試験も、なかなか通過できない時期が続いたときに「面接の回答は端的に」という外部の就活サイトのアドバイスを鵜呑みにしてしまって、淡泊に回答しすぎていたことを指摘していただいたりと、色々なことに気づかされました。結果的に、ESも面接も一気に通過率がアップしましたが、おそらくプロの視点から客観的なアドバイスをいただかない限り自分だけで修正するのは難しかったと思います。相談するたびに「プロだなー」といつも敬服していました。
 また、採用選考試験対策だけでなく、業界・企業研究や、志望企業の方向性の決め方についての重要なヒントをいただき、最終的に納得のできる企業選びができたと思います。

頼りになるのは大学のスタッフの皆さん
外部よりまず大学内に目を向けることの大切さ

 最初は就職活動に対して全く自信がなかった私ですが、スタッフの皆さんから自分の至らない部分をプロの視点からしっかり指摘していただき修正することで、徐々に自信をつけることができました。うまくいかなくても、内定獲得まで就職活動を継続できたのも、このしっかりした指摘が支えになっていたからだと思います。
 一つ、後輩の皆さんにお伝えしたい裏話として、外部のエージェントと専修大学のキャリア形成支援課の比較があります。最近は、外部で就職相談と就職先への斡旋を同時に行ってくれるエージェントに相談をする人も増えてきているようですが、私の個人的な印象としては絶対に専修大学のキャリア形成支援課に先に相談すべきだと思います。私は、自分の主要な志望企業以外で中堅企業を探すことに役立てられればと思い外部のエージェントを利用していましたが、私の考えや志向をしっかり把握した上で、業界選びや企業選びについてアドバイスをいただけるのは、やはり専修大学ならではの対応だと思います。
 専修大学の学生だからこそ、親身に正直に相談に乗ってくれる場所がキャリア形成支援課だと思います。私が、かつて先輩から「訪問してみた方が良いよ」と言われたように、私もぜひ皆さんに、キャリア形成支援課を訪れることをお勧めしたいと思います。