• 経済学部
  • 経済学部
  • 日本の未来をつくる子育て・教育への予算配分に疑問あり!
  • 自ら開発・実験!ゼミ内通貨アプリでメンバーの交流を活性化
  • ドーナツが売れない!?その原因から探る 消費のトレンド
  • 僕ら若い者たちで地元経済を盛り上げる場をつくりたい
  • 昔からの小切手も実はキャッシュレス決済 世界の経済史を紐解くことで経済の今後が見えてくる
  • 低所得層に対するBOPビジネスは途上国を救うか
  • 法学部
  • 法学部
  • 不履行は訴訟に。私たちの暮らしは”契約”に満ちている
  • 家庭内の虐待はなぜ起きるのか?法の知識をもとに私ができることは?
  • 国際社会とはアナーキーなもの。だから私たちは互いに理解し歩み寄ろうとする
  • 世界の秩序をもたらすのは極めて繊細なバランス。だから宥和政策の意義を深堀する
  • 経営学部
  • 経営学部
  • ”社会起業家”の概念を知った今、ペット殺処分問題の根本的解決が将来の目標に
  • 身近なコンビニこそがマーケティングの最前線。商品構成ひとつひとつに意味があった
  • めざすは「食」を通した社会貢献。起業への知識と知恵を数多の企業の取り組みから学ぶ
  • 大好きになった島根県で中小企業診断士として地域活性化に役立ちたい
  • 商学部
  • 商学部
  • 誰もがネットで発言できる時代、消費者に本当に役立つ商品情報はどうあるべきだろう
  • 公共政策フォーラムで受賞した地域振興アイデアを糧として目標は故郷での古着屋起業
  • 会計監査の経験を積み経営にコミットできる力をつけることが目標
  • 公認会計士合格 企業トップに求められる知識と人間性を深めたい
  • 文学部
  • 文学部
  • ゼミで学びながら書き上げた小説は6編。好きという気持ちが自分の背中を押してくれる
  • 辞書の付箋は努力の証。言語習得のメカニズムを実践を通して探究する
  • 奏で、歌う音がもたらす意味とは?哲学的な思考を通して”音楽”の意味を問い直す
  • 律令国家をめざした古代日本で蝦夷や隼人の存在とは?高校とはまるで違う世界が開けた
  • 災害、歴史、植生、気候、人口…GISのデータを明るい未来に活かしたい
  • 追い続けたいテーマはフェミニズム。韓国と日本の現状を探りつつ文化的土壌へと切り込む
  • 人間科学部
  • 人間科学部
  • 先入観や偏見はなくせるのか?そのメカニズムに迫る
  • 日常の行動には無意識な意図が。その深さを理解し、臨床心理士の道へ
  • 社会に感じる多くの疑問に正解は決してない。だから私なりの答えを追求していく
  • 被災地を訪ねてわかった主観的な生の声も客観的データも両方大事
  • 国際コミュニケーション学部
  • 国際コミュニケーション学部
  • ママチャリ?クレカ?その略語は日本語学習者に通じる?
  • アナウンサーをめざし自分が伝える日本語をいちから学びたい
  • ネットワーク情報学部
  • ネットワーク情報学部
  • 子どもに「やってみたい!」と思ってもらえるカガクおもちゃとは?
  • AI翻訳機を開発してプログラミングが面白くなった

税金の使われ方を追って
実証データで検証する

教員をめざしているので、子育てや教育関連の税の使われ方や教員の働き方について関心を持って学んでいます。3年次のゼミでは、地方の財政支出の効果を計るため、児童福祉費について調べました。統計学の回帰分析を用いて、児童福祉費が増えると合計特殊出生率も上がるという相関を確認。政策が正しいかどうか、データをもとに実証分析する経済学の役割を再認識しました。また、教員の長時間労働や臨時・非常勤職員の待遇などに関する問題にも取り組んでいます。

経済学科※ 4年
山下 智也
(鳥取・米子松蔭高校出身)
※ 経済学科は2020年度入学者から現代経済学科と生活環境経済学科に再編

ITによる企業イノベーションの
最前線を探っていきたい

今、フィンテックやQRコード決済など、革新的なデジタル技術によって、電子マネーや仮想通貨は身近なものになり、企業活動も大きく変わろうとしています。私はこれから求められる最新技術は何かを探り、将来はその知識を企業に提供できるスペシャリストをめざしています。ゼミの先生はITにも精通され、最新の動向が学べます。面白いのは、グローバルだけでなくコミュニティを活性化するデジタル地域通貨の可能性。ゼミ内通貨をきっかけにメンバー間の相互理解が深まったことに、手応えを感じました。

経済学科※ 3年
池亀 翔太
(新潟・高田北城高校出身)
※ 経済学科は2020年度入学者から現代経済学科と生活環境経済学科に再編

自分に身近な店舗の
その背景にある戦略とは

2年次から、フィールドワークを重視した都市経済を専門とするゼミに所属しています。企業がなぜその場所に出店するのか、その立地戦略などについて専門書で学び、3年次には、身近なドーナツチェーンを対象に歴史や経営を調べました。すると、店舗数は多くても、実はコンビニとの競合やヘルシー志向を背景に売上げアップに苦戦していることを知り驚きました。アルバイト先の蕎麦屋でも、立地や顧客層という視点で考察すると、新たな発見があり勉強になります。

経済学科※ 3年
鈴木 日向子
(埼玉・与野高校出身)
※ 経済学科は2020年度入学者から現代経済学科と生活環境経済学科に再編

どうしたら雇用を生み出せるか
日本各地のケースを探る

私の地元は静岡県でも人口が少なく、働ける場も限られているため、若者は外へ出て行かざるをえません。でも、都会にはない人と人との結びつきのなかで、自分を温かく育ててくれた地元に貢献したいという思いが強く、地域活性化をテーマに卒業研究に取り組んでいます。今は日本各地の事例を調べ、古い建物の観光資源化や地域ブランドの育成など、成功事例を集めているところです。中核的な産業がなくても雇用を生むヒントを探したいと思っています。

経済学科※ 3年
大場 康平
(静岡・下田高校出身)
※ 経済学科は2020年度入学者から現代経済学科と生活環境経済学科に再編

歴史を通して経済と社会の
変化を見るのが面白い!

国際的な科目が多いことと、習得しているアラビア語に加えて英語、フランス語などの語学を深められることから、この学科を選びました。多くの科目を通して知識量が広がり、自分の考え方も変わってきたのを実感しています。特に好きなのは経済史・社会史です。キャッシュレス決済、水道民営化など、ひとつの切り口から世界の様々な変容が見えてきます。今は経済の知識を生かしてファッションブランドを起業準備中。将来への期待もどんどんふくらんできました。

国際経済学科 2年
アズハリ マージン
(東京・専修大学附属高校出身)

バングラデシュで1週間、
貧困を脱した女性たちを取材

「海外特別研修」の授業で、初めてBOPビジネスを知りました。主に発展途上国の貧困層をターゲットとした、ビジネスモデルです。私は1週間、海外研修先であるバングラデシュへ赴き、その先駆け「グラミン銀行」を取材しました。農村の貧困女性に無担保で小口融資をすることで、起業や就労の機会を与えて自立を助けることで、子どもの就学率も上がり、2006年にはノーベル平和賞に輝いています。経済格差が先進国にも広がっている今、「援助」ではないBOPビジネスに可能性を感じています。

国際経済学科 3年
川口 晴菜
(神奈川・自修館中等教育学校出身)

契約と法の関係など
基礎を知れば学ぶ楽しさが増す

DVや脅迫などに悩む人々の手助けをしたいと考え、この学科に入りました。法律は、学ばなければ知らなかったことばかり。特に契約の概念には目を開かされました。友人のものを借りるのも、お店で商品を買うのも契約。私たちは日々、多くの契約を交わしているんです。民法では返却や支払いを怠れば債務不履行の罪に。そうした基本を理解すると、勉強もどんどん面白くなってきますよ。事件報道を見て法的解釈を考えるのも楽しみです。

法律学科 3年
金谷 優花
(北海道・旭川西高校出身)

虐待は家庭だけの問題ではない。
女性の働きやすさがひとつのカギ

法改正による18歳選挙権が始まった第一世代として、法律を学んでみたいと思いました。法学部は硬いイメージがありましたが、意外と生活に密接した内容ばかり。民法など知っていれば間違いなく役立ちます。ゼミナールでは、相続、国際結婚、DVなど家族にまつわる法律問題を扱っています。私自身のテーマは児童虐待。しつけとの違い、母親の働きやすさと虐待の相関関係など広い視点で判例を研究しています。将来は企業内で、家庭の幸福に結びつく“働きやすさ”とは何かを追求するつもりです。

法律学科 3年
渡辺 紗也
(神奈川・住吉高校出身)

政治が果たすべき役割を
基本から理解できました

“国際社会はアナーキー”というのは「国際政治の基礎」で最初に教わったことです。国際社会には国家を超えた政治的リーダーは存在しません。その中でいかに秩序を保ち戦争を防ぐかが国際政治の要。はじめにその点に気づかされたことは、以後の学びへの大きな指針になりました。今は政治史や現在の政治ニュースの読み解きなどさまざまな講義を通して政治とは何なのかを考え続けています。この学びの蓄積をもとに将来は公務員をめざすつもりです。

政治学科 1年
内海 千佳子
(栃木・宇都宮文星女子高校出身)

第二次世界大戦時の平和への努力。
その意義は現在にも通じる

国際政治の面白さに浸るとともに、幅広い視野を与えてもらった4年間でした。「国際政治史」、「ジャーナリズム論」、「アジア地域研究」など印象深い講義ばかりです。卒論のテーマは「イギリスの対独宥和政策」。ナチスドイツに譲歩を重ねた末に失敗したとされ、アメリカのイラク侵攻でも論拠とされました。けれど歴史的評価はまだ確立されていません。イギリスが取った平和への努力とは?文献や記録を深堀りする中で、現在の国際情勢とのつながりも見えてきました。

政治学科 4年
早田 駿
(千葉・津田沼高校出身)

殺処分を少しでも減らすため
新たなシステムで起業をめざす

子どもの頃から動物が大好き。前から心を痛めていたペット殺処分問題を企業として解決出来ないかと考え、経営を学ぼうと決めました。まだ1年生なのでマーケティングや会計など基礎的な講義中心ですが、企業の戦略などを理解することで、大きく視野が広がりました。中でも社会的な問題の解決をめざす“社会起業家”という言葉を知ったのは私にとって最大の励み。今後も知識を深め、地域のつながりを核として殺処分削減に寄与できるような社会起業家としての方向性を検討していきます。

経営学科 1年
八木橋 舞佳
(埼玉・浦和学院高校出身)

店舗に足を運んで見えてきた
マーケティング戦略の実際

経営者になれたらいいと漠然と考えて入った学科でしたが、先生方の熱意ある講義に触れるうち、経営学の面白さに魅了されました。印象深いのが「マーケティング戦略論」。小売店等に足を運んで考察を重ねるうち、多様な視点で見る重要性を理解しました。またアルバイト先であるコンビニはマーケティングの最前線。陳列方法や発注数、決済システムなどすべてが学科の学びに結びつきます。この3年間を通し、理論と実践の融合を何度も実感しています。

経営学科 3年
オカファー エニス 豪
(神奈川・川和高校出身)

得意な料理の分野を基礎に
社会格差を埋めるような事業を

15歳までベトナムで育ち、ベトナム料理はもちろん和食もイタリアンも得意。将来は食を通して社会格差を埋める事業を起こしたいと考えて、ビジネスデザイン学科の1期生になりました。人のために何ができるかにはさまざまな方向があります。商品やサービスなど各企業の社会貢献策を知るたび、自分の引き出しが広がっていくのを感じます。今後は「ベンチャービジネス論」「国際ビジネス論」などの授業が楽しみ。大切な夢を形にするため、学びを進めていきます。

ビジネスデザイン学科 1年
新海 勇
(愛知・千種高校出身)

インターンシップへの参加を通し
将来の道が見えてきた

縁のなかった島根県を行き来するようになったのは「リーダーシップ開発プログラム」のインターン先として選んだのがきっかけです。地域活性化に向けた、よりよいプランの立案をめざし、企業を訪ねては地元の方々の熱い思いをお聞きしています。1年前には想像もできなかった日々。現地の経験と授業内容が結びつき、学科の学びも一層面白くなっています。将来は中小企業診断士資格を取得し、島根で出会った多くの企業を支援することが今の私の目標です。

ビジネスデザイン学科 1年
藤田 愛
(神奈川・戸塚高校出身)

様々な影響力を持つSNS情報の
信頼性をいかに担保できるか

高校まで理系でしたが、マーケティングという言葉に興味を感じて文系へ転向しました。学びから2年がたち、日ごとに面白さを感じています。人気の商品やサービスが生まれる過程はとてもスリリング。SNSで発信される情報の影響力にも驚かされます。情報の信頼性をどう担保するか。そこを見極めることから大きな市場が開ける可能性も。3年次からは調査など実践的な授業も始まります。いつか「これが欲しかった」と評価される商品を送り出すのが夢です。

マーケティング学科 2年
阿部 優花
(東京・駒場高校出身)

マーケティングの重要性を
多くの経験を通して理解しました

「マーケティング・マネジメントと経営戦略」を学ぶ所属ゼミナールでは例年、日本公共政策学会主催の政策コンペに参加しています。私たちゼミ生は自分の地元を調査し、若者による農産品アピールやインスタ発信などを提案。3位を受賞できました。この経験から学んだことは、魅力の創出や適切なビジネス形態のあり方、需要予測などの大切さです。将来は地元鳥取でアメリカの古着を扱うショップを開くのが夢。身につけたマーケティングの知識は必ず役に立つはずです。

マーケティング学科 4年
戸野 恵佑
(鳥取・境高校出身)

将来はコンサルティングにも
チャレンジします

高3の夏から公認会計士の勉強を始め、大学2年で合格しました。今は大学に通いながら監査法人で働いています。まず企業の財務会計を見て多様なビジネスモデルを学び、将来は経営の意思決定に関わる力をつけることが目標です。1年次の入門ゼミで知った、様々な分野の専門家によるプレゼンをインターネットで公開している「TED Talks」は今も欠かさずチェック。世界の最新技術を知って自分の世界を広げ、経営者に必要とされる人間になりたいと思っています。

会計学科 2年
佐久間 柾紀
(東京・専修大学附属高校出身)

在学中に合格したことで
卒業まで自分を磨く時間が充実

専修大学の「会計士講座」は、一人ひとりに柔軟に対応してくれるため、在学中の難関国家資格である公認会計士合格も夢ではありません。2年次で合格したことで一足早く監査法人で業務を経験でき、これから学ぶべきことも見えました。実際に企業トップの方と接して、当然ながらその人生経験の豊かさ、言葉の重みに触れ、在学中にもっと色々なことを吸収しようと思いました。金融や国際経済の動向はもちろんのこと、語学留学やダイビングのライセンス取得など、卒業まで貪欲に取り組みます。

会計学科 3年
内藤 拓也
(神奈川・横浜商業高校出身)

互いに切磋琢磨しながら進めた
またとない創作の日々

昔から映画やアニメが好きで、自分自身でも何か表現したいと思っていました。所属するゼミナールは「文藝制作」。これまでに家族をテーマとした6作品を書き上げました。生みの苦しみと向き合い、互いに批評し、切磋琢磨できる環境で学べることは、ここでしかできない経験だと思います。また、趣味のバイク旅行では「日本文化研究」で知った各地の伝統菓子をいただくのも楽しみ。就職後も、日本のさまざまな文化に触れる旅を糧として小説執筆を続けていきます。

日本文学文化学科 3年
古賀 光
(東京・広尾高校出身)

より効果的に英語獲得法を
中高生に向けて伝えられるように

高校の修学旅行で行ったオーストラリアでの海外体験を機に、中高生により効果的な授業を行える英語教員をめざすと決めました。言語習得のメカニズムを理解するゼミナールでは、多くの先行研究を精査しています。いまだ分からない問題も多々。解明できればノーベル賞ものだとか。電子辞書ではなく、記憶しやすく関連語彙も自然と目に入る紙の辞書を使っています。付箋の色は私なりの分類。常にめくって確認することで、語彙力も確実に増してきました。

英語英米文学科 3年
川島 駿平
(神奈川・横浜創英高校出身)

人間特有の「思考する力」があって、
“音”が文化に結びつく

高校時代、倫理の授業が面白く、当たり前とされる行為の意味をもっと掘り下げたくて哲学を志しました。答えはまだ見つかりません。分かってきたのは、思考し続ける力こそが文学や美術、音楽などの文化を生み出してきたということです。特に興味を感じるのは“音”。環境音、伝統音楽、耳のしくみなど多様な方向から音楽の定義を問い直そうとしています。どんな身近なテーマも哲学につながる。そこから思索の深みへ至る楽しさをぜひ味わってください。

哲学科 3年
佐藤 拓海
(千葉・柏南高校出身)

文献の読み解きと考古学から
古代の人々の営みが見えてくる

幼少期から好きな和歌や歴史を深く学べるこの学科を選び、そして正に希望通りでした。古墳文化、大陸との関係、当時の思想など文献と考古学の両面から迫っていく学びにとてもわくわくします。専門性の高い講義は、歴史の面白さがいっぱい。ゼミナールでは日本の古代国家を理解するため『続日本紀』を読み解いています。律令国家をめざす中で、蝦夷えみし隼人はやとを敵視した意図とは?目標は地方公務員。勉強で忙しい毎日ですが、『源氏物語』相関図を作るのが楽しい息抜きです。

歴史学科 3年
前田 麻瑚
(静岡・韮山高校出身)

土地に刻まれた災害データを
マッピングして防災の一助に

GISソフトの使い方や測量、調査方法など実践的な科目も多く、その専門知識を使い、気候や植生、歴史や民俗学など、好きなテーマを追えるところがこの学科の醍醐味です。3年次には、青森県の八戸から茨城県の水戸まで太平洋沿いの海岸線をたどり、東日本大震災の津波データと高台にあることが多い神社約400社の位置関係を調べました。過去のデータを活用し、防災に役立てたい…。入学後に先生から聞いた「地理学が未来をつくる」という言葉の意味を噛みしめています。

環境地理学科 3年
金子 拓海
(沖縄・那覇国際高校出身)

ジェンダー平等のあり方とは?
問い続けるジャーナリストをめざす

ワーキングホリデーで日本に滞在した際に身についた日本語を活かし、フェミニズムを学ぼうと考えました。女性に不利な出来事が多いのは韓国も日本も同じ。それをきちんと伝えたいと思ったのです。学科の内容は幅広く、多様な可能性が開かれていると感じます。「異文化理解の人類学」の講義で、各国の文化は多くの異文化の流入を得て今に至ると知ったのも大きな収穫。今後も歴史や文化の理解をもとに、ジェンダー平等のあり方を追究し続けていきます。

ジャーナリズム学科 1年
金 ハンギョル
(韓国・百済高校出身)

正解のない心理学の問題を
論理的に考えぬく力を鍛える

心理学で大切なのは因果関係を論理的に導き出す思考力です。それをとことん鍛えるのが2年次の「心理学基礎実験2」。週に1度、仮説を立て、実験、検証、レポートを繰り返すハードな1年間。現在、社会心理学のゼミで偏見などの認知バイアスについて研究していますが、正解のない問いを、複雑に絡み合う要因から考えぬくことが心底楽しいです。こうした対人や集団における行動を理解することで、人間関係の問題を改善する手がかりになればと考えています。

心理学科 3年
小野 拓也
(千葉・銚子市立銚子高校出身)

心理学とは心の働きを知る理学。
その成果が人々への助けになります

人の心を研究する心理学とは、心理占いのような“心を読む”ものではありません。心の理学、つまりは客観的事実に基づき、さまざまな科学的手法を駆使して研究する学問なのです。そのことを1年次の授業で理解し、何をどう学ぶべきか姿勢を整えることができました。今楽しく学んでいるのが「社会心理学」。対人距離によるストレスなどを調査し、行動に及ぼす意味を分析しています。目標は子どもたちをケアする臨床心理士。大学院に進んで学びを深めていく計画です。

心理学科 2年
須藤 凜佳
(神奈川・横浜平沼高校出身)

音楽やアートなどへの“なぜ”に
学びを通した答えを見出す

興味分野をとことん追究できるのが大学の4年間。私にとっては、音楽やアートなどのカルチャーがそれでした。現代文化はさまざまな要素が影響しあっています。グラフィティアートの著名人バンクシーはなぜ高評価されるのか。ライブで皆がレスポンスする意味は何か。そんな疑問にどう答えを出せるのか、多くの講義を通して考えるのは本当に楽しい日々でした。就職先は芸能事務所。マネージャーとして専修大学で得た学びを大いに活かしていきます。

社会学科 4年
高山 紗栄佳
(東京・専修大学附属高校出身)

一人ひとりで違う、
復興とは何をめざすのか

東日本大震災から9年余り。津波で大きな被害を受けた岩手県大槌町に行き、仮設住宅から公営住宅へ移ったお宅を訪問。建物が復興しても解消されない精神的ストレスや不安、一方でお孫さんの存在が生きる希望になっていることなど、生活がどう変わってきたか、一人ひとりの声を聞くことができました。社会学の研究では、こうしたインタビューと併せ、大規模なアンケート調査によって課題を探ることも欠かせません。次回はそうした量的調査にも挑戦したいと思っています。

社会学科 2年
波田 理奈
(東京・東京高校出身)

国際化する教育現場で
国語教師に求められること

今の学校現場には、日本語が母語でない外国人や帰国子女が当たり前にいます。私は日本語教育も学べるこの学科で、国語の教員を志すことにしました。ゼミで日本人と日本語学習者の略語を比較したところ、略し方に違いが出ました。略語一つでも意思の疎通を阻むと知り、言葉選びにより意識を向けるようになりました。また、母校の附属高校で高大連携の試み「チーム創り講座」の運営アシスタントを務めた経験を活かし、その教育効果について大学院に進学して研究する予定です。

文学部 日本語学科※ 4年
池原 美穂
(東京・専修大学附属高校出身)
※ 文学部日本語学科は2020年度入学者から国際コミュニケーション学部日本語学科に再編

言葉一つひとつ丁寧に
どう伝わるのか考えたい

自分の言葉で伝えられるアナウンサーをめざして、日本語学科を選びました。「辞書を作る」という課題で言葉の定義をしてみると、想像以上に人によって言葉の捉え方が違うことが分かり、多くの人に正しく伝える難しさに気が引きしまりました。災害時等の放送で役立つ、日本語能力が高くない人に向けた「やさしい日本語」を学べたのも、この学科ならでは。学内のアナウンサー講座でプロの指導も受けられ、アナウンサーを志す仲間と切磋琢磨しながら学べる環境です。

文学部 日本語学科※ 3年
岡田 瑶美
(東京・専修大学附属高校出身)
※ 文学部日本語学科は2020年度入学者から国際コミュニケーション学部日本語学科に再編

人の行動を変える、
デザインの力を知った

情報をどう伝えるかという、コンテンツデザインを専門に学んでいます。ポイ捨てを解決する「しゃべるゴミ箱」や、遊びを通して学べる科学おもちゃの企画製作にチャレンジ。おもちゃの製作では実際に小学校を訪問して、子どもの目線から親子で遊べる電磁石のゲームを作りました。よいデザインは人の行動を変容させ、きれいでかっこいいだけでは意味がないとよく分かりました。グループで協力して作り上げる喜びや、実践を通して情報処理能力が身に付くのを実感しています。

ネットワーク情報学科 2年
佐藤 理映
(東京・東京成徳大学高校出身)

社会に出る前に体験できる
実践的なプロジェクト

漠然とデータサイエンス系を学びたい人にも、この学科はおすすめ。1年次に情報系の基礎を広く学び、そこから得意なこと、好きなことを見つけることができます。私はデータをもとに問題を解決する情報分析に興味を持ちました。一方でプログラミングに苦手意識を持ち、敢えて3年次の「プロジェクト」ではAI翻訳機の開発に挑戦。9人で協力し合い、自分の役割に責任を持てたせいか苦手を克服。卒業後はSEとして働くので、会社のように丸1年かけてプログラム開発をした経験は自信になりました。

ネットワーク情報学科 4年
吉岡 太一
(神奈川・生田東高校出身)