• Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • Google+

キャンパスハラスメントコラム 2019年度

キャンパス・ハラスメントの防止と早急な解決のために (ニュース専修2019年5月号掲載)

大学は、学生や院生にとっては自由な学修と人格陶冶の場であり、教職員にとっては教育・研究および労働の場です。個人の尊厳を傷つけ、学修・研究・教育・労働の権利を侵害するキャンパス・ハラスメントは、教育および教育現場の基礎に置かれるべき信頼関係を根底から突き崩す行為であり、決して許されないことです。
キャンパス・ハラスメント対策室に持ち込まれた相談案件について、この2カ年を見てみますと、2017年度および18年度ともに、その約半数は教員のハラスメント行為に関する学生からの相談です。相談に来た学生には、調査・裁定を求める学生もいるものの、その多くは、必ずしも調査・裁定を望んでいません。そうした学生に共通する要望は「自分に受けたことと同様のハラスメントを、教員が他の学生にしない様にして欲しいので、適切な対応をとってもらいたい」というものでした。
こうした実情から、キャンパス・ハラスメントは、未然の防止が重要であり、不幸にしてハラスメント被害が発生した場合には、早急な対策が必要であることがわかります。そのためには、今後、対策室が中心となり、研修など啓発活動を充実させて教員と職員のハラスメント問題に対する意識の向上を図るとともに、被害発生後には、早急に対策室と関係者との間で密接な連携をとり、被害の拡大防止と適切かつ断固とした措置を講じていくことが求められています。
                                                                              
(キャンパス・ハラスメント対策室長、法学部教授・内藤光博)
センディ

センディナビ