■大谷ゼミ

研究テーマ:日本近現代史、メディア史
研究の近況:明治期のメディア史と外交史を勉強してきましたが、現在はとくに活字以外のグラフィクメディア(英語ではなく、和製英語だそうです)と出版の関係に、一番興味があります。日清戦争に関する著書があるので、その専門家と思われがちですが、私自身は違うんじゃないかと思っています。
  • 【共編著】『描かれた日清戦争―久保田米僊「日清戦闘画報」影印翻刻版』創元社、2015年
  • 【著書】『日清戦争−近代日本初の対外戦争の実像−』中公新書、2014年
  • 『近代日本の対外宣伝』研文出版、1994年


ゼミナールでは、前期は文献講読、後期は資料演習を行います。2020年度は、前期に源川真希『総力戦のなかの日本政治』(吉川弘文館、2017年)と関連論文を、文献講読のテキストに使います。後期は『西園寺公と政局−原田日記』を資料演習で読む予定です。

2020年度学部ゼミナール

2019年度学部ゼミナールのメンバー(2020年度の写真はのちほど)


2018年度ゼミ旅行・足尾銅山


                                                                     
学部生 研究テーマ
4年次
伊藤生 横浜市の市域拡張について
竹内彩乃 大正昭和期の移り変わる女性像と影響
延紗英子 小林清親とジャーナリズム―「百撰百笑」から―
浦東海人 青島戦争と日本の航空機
竹澤利廣 日露戦争期における京都の映画興行の集客・宣伝について
實方直人 アメリカ小麦戦略と学力の関係性
藁科幹人 神兵隊事件の国家改造運動における立ち位置
青柳貴保 相模原地域における陸軍施設の戦後利用と返還運動
田口真之 葛飾区 第二次世界大戦から復興へのあゆみ
池田遼太 海軍甲事件における3番機の存在について
片岡瑛久 戦後新宿駅西口の発達、思い出横丁を中心に
柳沢克之 占領期の民間ラジオ放送について
山下尚 伏木港における海運業の発展について
天野ちひろ 明治時代の錦絵新聞と新聞錦絵
3年次
畑泰明 不明
藤川琴奈 原内閣期の山県有朋の動向と内閣への影響
鈴木祐美 対華二十一ヶ条要求の制定までの背景について
田中葵 日清戦争・西南戦争時の日本の政治
露木哲大 大逆事件に繋がる幸徳秋水の思想
相川玲 最高統帥機関大本営と太平洋戦争への道筋
手塚洋希 日本による傀儡国家の政治
穴田かすみ 日本軍の捕虜政策や捕虜と国民との関わり
石出悠来 宇垣軍縮による中等教育以上の教育変容と拡充
須山智也 関東大震災の救護活動
向山大輝 第二次世界大戦時の長野県
小川ほのか 衆議院議員選挙の地域騒動の減少と日清戦争の関係
岩間暁 太平洋戦争期の千葉県の軍や軍施設
杉山大知 第一次世界大戦の日本の捕虜収容所と連れてきた捕虜
2年次
大橋美友 女性の権利獲得運動
宮路香澄 近代の風俗史
林りさ子 西欧の文化が流入してきた時期の人々の生 活様式や装いの変化
久保和人 近代の日本経済を支えた渋沢栄一
小佐治和季 乃木希典の台湾統治
石田瑞稀 原敬の政党政治
岡ア一希 旧日本軍の戦争犯罪

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