■中林隆之ゼミ


研究テーマ: 日本古代宗教史

研究の近況: 近年は、仏典や漢籍の古代日本への請来とそれらの東アジア諸国への還流の実態を捉え、東アジア地域世界の中での日本の「知」・思想の枠組みの位置を探る作業を進めています。またこれとは別に、風土記や記紀の伝承を素材に、国家形成期における諸地域社会の諸相を検討する研究も行なっています。
    主要業績:
  • 【著書】『日本古代国家の仏教編成』(塙書房、2007年) 
  • 【論文】「平安前・中期の華厳宗と古代王権」(『古代文化』67巻4号、2016年3月)
  • 【論文】「石作氏の配置とその前提」(『日本歴史』751、2010年12月)



---学部ゼミナール---大学院(博士後期課程・修士課程)ゼミナール---


2023年度学部ゼミナール




学部生 研究テーマ
4年生
山本 孝ノ助 古代の土地制度
大林 眞子 古代の衣服
小林 蒼佑 御霊信仰について
本間 愛梨 日本古代の薬について
泉 颯人 「壬申の乱」に関する考察
原 菜緒 律令国家の地方支配と馬の利用
網野 裕真 古代の疾病について
田中 雄大 古代日本の貴族の食事
山田 渉太 蝦夷について
黒金 夏琳 古代の鬼霊について
3年生
庄司 楓 古代の音楽史
猪股 朱羽 日本古代の軍事史
白土 李音 『古事記』『日本書紀』『風土記』の神話・説話
和田 茉桜 桓武天皇について
金子 由香里 聖武天皇について
玉井 遥 古代の身分制度と女性の関係について
深谷 ありさ 日本国家成立段階における、古代女帝の成立や継承
沖山 愛加 奈良時代、平安時代の官人、皇族の葬送儀礼について
福田 龍生 日本の国境、辺という概念について
川島 伊吹 古代日本における死の観念に関する考察
青柳雄飛 未定
2年生
生江 翔 渡来人について
沓間 啓樹 仏教伝来、日本古代における仏教
大森 紫葉 日本古代の呪術と人々の関係
駒井 颯斗 平安貴族と各宗教とのつながり
松村 風花 綜芸種智院の設立意義
坂本 彩夏 古代天皇家の婚姻について
佐々木 亮太 聖武天皇が行った鎮護国家思想に基づく政策
有木 緋彩 天平の疫病大流行に対する政策や人々の向き合い方
三上 姫奈 古代の食文化について
平田 駆 古代日本の宗教意識について

Copyright(C) 2010 the Historical Association of Senshu University All Rights Reserved