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■鬼嶋ゼミ
研究テーマ: 日本近現代史
研究の近況: 専門は日本近現代史です。地域で生きる人びとの視点から、日本の「戦後社会」の形成過程を考えたいという問題関心のもと、特に1930年代から戦後にかけての日本社会について、地域史、運動史の観点から研究しています。近年は、生活史、医療史、文化史などにも関心をもって研究を進めています。
- 【著書】『戦後日本の地域形成と社会運動―生活・医療・政治』(日本経済評論社、2019年)
- 【共著】『「生きること」の問い方──歴史の現場から』(日本経済評論社、2022年)
- 【共著】『戦後知識人と民衆観』(影書房、2014年)
---学部ゼミナール------
2025年度学部ゼミナール
ゼミナール: 前期は日本近現代史に関する研究文献を講読します。後期はテーマを設定して、様々な史料を読む訓練を行います。また、前後期ともに研究発表の機会を設けています。各自が日本近現代史に関わるテーマを設定して、卒業論文執筆に取り組みます。
学部4年生 研究テーマ |
1 |
戦後東京都における新生活運動 |
2 |
戦後川崎市におけるスポーツ史 |
3 |
戦後向ケ丘遊園・登戸地域における再開発について |
4 |
高校野球とメディアの相互進化 |
5 |
戦中戦後川崎市の町内会・隣組における変化 |
6 |
神奈川県青和会の融和運動と地域差別の変化 |
7 |
戦後の給食制度の発展と地域社会における課題 |
8 |
加害企業の内部から見た水俣病 |
9 |
戦後の文化復興について―海外文化を中心に |
10 |
戦時期の農村における文化運動の社会的教育性 |
11 |
関東の民衆駅と自治体の関わり |
12 |
太平洋戦争下における講談社の言論統制 |
13 |
土地区画整理事業から見る広島市の戦後復興 |
14 |
戦後の岩手県沢内村の保健医療活動 |
学部3年生 研究テーマ |
1 |
戦後における女性の政治進出の過程 |
2 |
戦前戦後の教育現場の変化 |
3 |
戦後におけるラジオの文化的・政治的働き |
4 |
藤山一郎論 |
5 |
戦後日本の制度改革と家族形態 |
6 |
戦中における神奈川県の軍事施設と民衆の関わり |
7 |
特攻隊員の遺書について |
8 |
高度経済成長期後の自動車産業の発展 |
9 |
東京オリンピックと交通・都市問題の関わり |
10 |
阪神・淡路大震災からみる復興過程と人びとの生活・心の変化 |
11 |
三里塚闘争が社会に与えた影響 |
学部2年生 研究テーマ |
1 |
沖縄戦からみるひめゆり学徒隊 |
2 |
他県町村の文化と比較して広島県の文化を知る |
3 |
ヤミ市が与えた影響と名残 |
4 |
震災からの復興とスポーツの関係性 |
5 |
近現代日本の映画史からみる「戦争」 |
6 |
近代競馬史と政治史のつながり |
7 |
神奈川県における引揚事業 |
8 |
日本近現代における医学史と患者の人権 |
9 |
戦中から戦後にかけての教育の変化 |
10 |
食糧の変化から見る日本国民の暮らしの変化 |
11 |
中島飛行場と周辺地域の生活 |
12 |
横須賀米軍基地によって変わる町について |
13 |
第一次世界大戦から第二次世界大戦における航空機が与えた戦力の変化 |
14 |
軍事施設の進出とそれに対する地域の反応 |
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