■カリキュラムの特色
21世紀の大学は、国際化・情報化社会の進展に相応しい教育システムの構築が要求されており、歴史学研究の深化に伴う細分化された専門科目を配当することで対応してきたこれまでの教育システムは再検討を余儀なくされています。
歴史学科では、この点に考慮し、歴史学研究の深化に伴う専門教育をより徹底させるために積み上げ型のカリキュラムをとっています。
他方、歴史学科は、こうしたカリキュラムをとることで、大学が狭い専門知識と技術の習得の場に堕すことを避けるために、それぞれの授業を通じて断片的に修得された専門知識を、学生自らが総合し、国際化・情報化社会に対応できる「知」の習得の場として機能できるカリキュラムを用意しております。
歴史学科のカリキュラムは、日本史・アジア史・欧米史および考古学からなり、次のような特色をもっています。
- 歴史学(含む考古学)の基礎教育をふまえて、専門性と総合性を調和させたカリキュラムです。
- 少人数のゼミナール中心のカリキュラムです。
- 歴史学(含む考古学)固有の方法と技術だけでなく、考え方や方法の修得を重視したゼミナール・実習を多様に配したカリキュラムです。
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