専修大学文学部英語英米文学科

Department of English


 *専修大学 文学部 英語英米文学科のホームページは2018年3月1日をもって、 こちらのURL先(https://www.senshu-u.ac.jp/education/faculty/letters/eibeibun/)に移転しました。
本ホームページは上記日付をもって更新を停止し、2017年度までの活動のアーカイブとして保存されます。
長期のご愛顧を賜り、まことにありがとうございました。

道家 英穂
DOKE Hideo

専門分野

★イギリスの詩、西欧文学の思想史的研究

 道家英穂(どうけ・ひでお)です。専修大学に勤めて30年近くになります。勤め始めた頃は学生と友達のような関係でしたが,今でも友達のような関係です(と私の方は思っています)。ただ最近,授業でちょっと前のことについて話すと,その出来事があった時,学生はまだ小学校に入っていなかったり,場合によっては生まれていなかったりすることがあって驚くことがあります。

 文学が専門で,研究のテーマは,1「英詩研究」―ロマン派やその影響を受けた20世紀の詩人ルイ・マクニースを研究しています。2「西欧文学に・ゥ・骼生観の変遷」―長年,講義で取り上げてきたテーマですが,現在本にまとめようとしているところです。

 ゼミのテーマは3年次が「イギリスのクリスマス」―クリスマスの起源は真冬にあって春の到来を願う古代のお祭りにあり,あとからイエス・キリストの誕生日とされた,といった歴史を学んだ上で,ディケンズの『クリスマス・キャロル』をとりあげ,この作品に歴史的背景がどう反映されているかについて考察します。4年次は「『ピーター・パン』とその背景」―作者ジョン・バリの兄デイヴィッドは13歳で死んだため大人になることがなかったが,それが永遠の少年であるピーター・パンの姿に投影されている,などの背景を調べつつ,原作を読むことでディズニーの絵本やアニメとは違った世界を探ります。

 本学で学ぶみなさんには知的好奇心を大切にして欲しいと思います。
  My name is Hideo Doke, and I have been teaching at Senshu University for nearly thirty years. I hope I can still relate well with my students, but sometimes I am surprised to find that those things I consider "recent events" actually happened when the students were little children or even before they were born!

  The central topics of my research are, firstly, the English Romantics and their influence on Louis MacNeice and secondly, the history of ideas about death in Western Literature. In 2013, I published Japanese translations of two of MacNeice's works, Autumn Journal and Selected Poems. I am now writing a book on the second topic.

  My seminar for juniors focuses on 'The History of British Christmas and Dickens's A Christmas Carol'. Students research the pagan origins of Christmas and its Christianization, and read A Christmas Carol from the viewpoint of the historical background of the festivity. The topic for seniors is 'Peter Pan and its social and biographical background'. This fantasy, which has been made familiar to us by Disney's picture books and animation, reveals other aspects when seen from the angles of Barrie's relation to his mother and the premature death of his elder brother John, who, in a sense, becomes a boy who never grows up.

  I expect that the students of the Faculty of English will always maintain their intellectual curiosity and their desire to read English novels.
△ページの上へ

主な業績

 ・Voyages of Conception --Essays in English Romanticism, (共著)Japan Association of English Romanticism.
 ・『岩波講座文学12ーモダンとポストモダン』(共著)岩波書店
 ・『想像力の変容ーイギリス文学の諸相』(共著)研究社
 ・『逸脱の系譜』(共著)研究社.
 ・『集英社世界文学大事典』(若干の項目)
 ・『20世紀英語文学辞典』(共著)研究社
 ・『ダンテと現代』(共著)沖積舎
 ・『死者との邂逅 西欧文学は〈死〉をどうとらえたか』作品社, 2015 ⇒刊行記念トークショーの動画はこちら
翻訳
 ・『ルイ・マクニース詩集』(共訳)思潮社
 ・ルイ・マクニース『秋の日記』(共訳)思潮社
 ・ロバート・サウジー『タラバ、悪を滅ぼす者』作品社


 ・専修大学研究者情報データベース(研究業績一覧付)

担当科目

●2011年度担当科目(学部のみ)
 ・教養英語
 ・英語総合演習(2年)
 ・英米特殊講義 1,2(3,4年)
 ・ゼミナール I,II(3年)
 ・ゼミナール III,IV(4年)

●2010年度担当科目(学部のみ)
 ・Special English 1,2(1年)
 ・英米の詩 I,II(2,3年)
 ・Advanced Reading 1,2(3,4年)
 ・ゼミナール I,II(3年)
 ・ゼミナール III,IV(4年)

関連リンク