三浦ゼミナール
§テーマ:英語音声の研究§
内容:英語の音声について各自でテーマを設定し,担当者の指導を受けながら,定期的に研究発表をして(一人半期に3回程度順番が回ってくる)全員で討論する。メンバーのテーマはさまざまである。LL教室のパソコンと録音室を利用させて頂いているので,文献研究のみならず,データの実証研究ができる。たいていは音声学を主としているが,中には興味が音声研究から英語史や翻訳に移っていく者もいる。研究発表会を開催しない日には,テーマを決めて全員で取り組む。特に前期は新しい・ケ声分析フリーソフトのマニュアルを作成することが多い。平成17年度後期はME(中英語)の音声をIPA(国際音声記号)で書き取るという作業をしている。判断のつかない音はコンピュータ分析により,その手がかりを得ることになる。現代英語を扱うPronunciationクラスの上級編である。卒業研究の形式は論文を必須としている。
卒業研究のタイトル
平成17年卒業
- 日本人学習者の英語発音に見られる特徴
- 高知方言話者の英語発音
- 『マイ・フェア・レディ』におけるイライザの発音分析
- 英語とカタカナ語における母音・子音の対照研究
- 英語イントネーションの研究
- 英語の連結による音声変化
- 一般アメリカ英語とイギリス容認発音における母音の比較
4年生
- 音象徴とオノマトペ
- イギリス英語の方言(発音変種)比較
- 映画字幕翻訳の研究
- 英語学習におけるリズムの重要性