濱松ゼミナール

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§ゼミ紹介
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濱松ゼミホームページ
「アメリカのTV番組で学ぶ英語と英語学」
このゼミでは
実際に使われる活きた英語に豊富に触れ、ただ何となく日本語に直して分かった気になるのではなく、
ネイティブスピーカーの言語能力や直感とは何かを理論的に考え、ネイティブ並に英語を深く理解することを目指します。
会話から骨のある英語まで、様々な人種・バックグランドの英語に接します。
同時に、語学の勉強に終わらせず、最新の英語に関する知識を得て、
英語を観察して『実はこうなんだ、面白い!』という発見をゼミ生たちは積み重ね、楽しく取り組んでいます。
ゼミでの発表を基に各自が研究トピックを持つことを重視し、英語の現象を分析した成果を3年の内から発表し、卒業研究へと発展させます。
英語力を伸ばそうという意欲と英語を観察するゆとりを併せ持つ皆さんを待っています。
§生の英語の魅力
ゼミでは、様々な場面を通じ、口語表現を中心として、多様な英語に触れ、様々な人種・階層の人々の話す英語の変異を知ることができます。まさに活きた英語の見本です。
これらが英語学習に役立つのは言うまでもありません。
もっと言うと、時には語学の勉強から離れて、皆の純粋な目で英語を観察してほしい。そういう願いからこのゼミは誕生しました。英語学・言語学の知識を学ぶことで、スクリプト自体が格好の分析対象になり、卒業研究のトピックも豊富に提供してくれるのです。
§プレゼンテーションで得られるもの
一回あたり3分程度のTV番組のスクリプト(原稿)を二人一組になって発表してもらいます。毎回のゼミは思い切ってゼミ生に任せ、ゼミ生が先生役となって進めます。
語学的に正しく理解することがまず求められますが、語学の勉強に終わらせないことも重要です。英語学上の問題点を発掘し、図書館で文献・資料を探して調査し、他人に分かりやすく発表するという作業に取り組むことにより、総合的な知的能力を養うことができます。
就職活動では「問題発見力」「問題解決力」が重視されますが、本ゼミでは自然に養われる能力であると言えます。
更に、ペアの相手を初めとして、ゼミ生同士で互いに教え合う姿勢を大切にしています。
§卒業研究へ向けて: リサーチの楽しさ
英語英米文学科の卒業研究は論文形式に限定されていませんが本ゼミは論文作成にこだわります。論文を仕上げるプロセスを通じ、社会に出てからの仕事を含め、様々な知的活動において、目に見えずとも資するものになる筈です。それは
一生の財産と呼べる、かけがえのない宝です。
ゼミ生は
課題という形で押しつけられるのではなく、自らトピックを選んで、学期末の研究発表に向け準備をする過程で、リサーチの面白さに気づきます。
ゼミ生は原則として学期に1つ、1年間に2つのリサーチトピックに取り組み、3年次の最後にはその内の1つを選んで、期末エッセイを仕上げ、4年生の4月を迎えます。
こうしてゼミ生は早い段階から知らず知らずの内に卒業研究の準備をしていることになります。早くから始めることで、就職活動にもじゅうぶん時間を割くことができ、満足のゆく卒業研究につながります。
以下、4年生の最新の卒業研究トピック(タイトル)をご紹介します。
§ゼミQ&A
Q1: 負担はどの程度あるのでしょうか?
A1:他のゼミと比べて、極端に負担が多いということはないと思います。毎週1回のゼミ以外では極力、拘束をしないという方針を取っています。
ただし、毎回のゼミへの出席と発表準備にはしっかり取り組むことを求めます。これは当ゼミが特に厳しいというのではなく、どのゼミでも同様であると思います。発表は学期に一回で、研究発表がもう一回ありますが、こちらは卒研準備を兼ねるので「負担」が増えるのではなく、後になって負担が減ります。
Q2:生の英語に接したいのですが、難しくありませんか?
A2:興味とやる気があってしっかり取り組む意欲さえあれば、心配は要りません。最初は難しく感じられたとしても、他のゼミ生の発表を聴き、何より自分で発表することで、抵抗感が薄れ、1年を終える頃には、入ゼミ前には考えられないほど、生の英語が身近になったとゼミ生たちは口を揃えて言ってくれます。
Q3:英語学はこれまで勉強したことがありません。ついてゆけるでしょうか?
A3:まったく心配無用です。最初は発表に必要な知識だけを押さえ、徐々に専門知識を身につければよいのです。英語力に自信がなくても、英語学は誰でも勉強さえすれば身につけることができます。