道家ゼミナール
このゼミではイギリスの文化・文学を扱っています。
今年のテーマは「イギリスのクリスマス」です。前期はThe Making of the Modern Christmasという本でクリスマスの歴史を学びました。夏合宿では、ディケンズの『クリスマス・キャロル』をとりあげ、この作品に描かれたクリスマスには、どのような歴史的・文化的背景が反映されているかについてディスカッションしました。後期はイギリスのカントリー・ハウス(田舎にある貴族の館)での・N・E潟Xマスを描いたワシントン・アーヴィングのエッセイを原書で読み、庶民のクリスマスを描いたディケンズとの時代背景の違いを考察しています。
一方、各ゼミ生は卒業研究の完成を目指して、ひとりひとりが独自のテーマにとりくんでいます。テーマは「オースティンの『高慢と偏見』に見る結婚観」、「『ガリヴァー旅行記』と諷刺」、「衣装からみるイギリスの階級」、「イギリスの紅茶文化」、「エリザベス女王」、「カントリー・ハウスについて」、「アガサ・クリスティー研究」などバラエティーに富んでいます。
【写真】大涌谷にて。箱根セミナーハウスで合宿をしたあと、みなで箱根を周遊しました。