卒業生からの近況
平成18年度卒業 K
時の流れにあらがうことは出来ません。早いもので本学文学部英語英文学科を卒業してから2年の月日が経ちました。
田邉祐司先生のもとで仲間と助け合いながら勉強に励んだ日々。自分の全てをぶつけた日英通訳コンテスト。受検の度に自身の成長を感じた英検やTOEICなどの資格試験などなど,どれも未だに色あせることのない大学生活の宝物です。
幸運にも外資系ホテルへの就職が叶い,大学卒業後も英語から離れずにいられると喜んでいました。しかしながら現実はそう甘くなく、配属先は英語を使うどころかお客様と会話をする機会すら非常に少ないスパアテンダントでした。それでもやはり一度知った英語を使うことの喜びは忘れられません。このままずっとアテンダントでいいのかと思い始めた矢先,今
年のはじめにスパの受付の社内公募がありました。アテンダントとして仕事に誇りをもてるようになってきたところではありましたが、うちから沸き上がる思いに従い,自ら手を挙げ異動を希望しました。今では接客、電話やメールでの対応に追われる充実した毎日を送っています。海外からのお客様が半数を超えており、様々な英語のアクセントや言い回しの違いに悪戦苦闘しています。また時には、日本語も英語もわからないお客様に少しの英単語とジェスチャーでやり取りすることもありました。辛くないといえば嘘になりますが、やめておけばよかったと思ったことは一度もありません。それも多くの人が支えてくれるからこそです。改・゚て周りの人に生かされていることを実感しています。これからも世界の方々と接することのできる恵・EEワれた環境において、多くのことを吸収して人として一皮も二皮もむけられるよう,今後も努力を続けていきたいと思います。