専修大学文学部英語英米文学科

Department of English


 *専修大学 文学部 英語英米文学科のホームページは2018年3月1日をもって、 こちらのURL先(https://www.senshu-u.ac.jp/education/faculty/letters/eibeibun/)に移転しました。
本ホームページは上記日付をもって更新を停止し、2017年度までの活動のアーカイブとして保存されます。
長期のご愛顧を賜り、まことにありがとうございました。

文学部創立50周年記念事業シンポジウム

「翻訳がひらく未来」


2016年10月01日(土)に文学部50周年記念企画として開催されたシンポジウム
「翻訳がひらく未来」に、英語英米文学科の大久保譲先生が講師としてご登壇されました。


■テーマ:「物語の翻訳、文化の翻訳」
講師:大久保譲(専修大学文学部英語英米文学科准教授)

 以下、大久保先生による要旨を掲載します。

 19世紀イギリス(スコットランド)の小説家ロバート・ルイス・スティーヴンソンは、 日本では(世界的にも)現在、二重人格を扱った小説『ジーキル博士とハイド氏』の作者として知られています。
 しかし、明治時代に初めて日本にスティーヴンソンが紹介されたときには、 むしろ『新アラビアン・ナイト』という小説が中心でした。 『ジーキル博士とハイド氏』が注目されるようになったのは遅く、1920年代に入ってからです。
 なぜ明治時代の日本では『ジーキル博士とハイド氏』が受容されなかったのか、 逆になぜ1920年代以降急速に『ジーキル博士とハイド氏』が代表作として認知されるようになったのかについて、考察しました。

専修大学HPのシンポジウム紹介はこちら。



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