平成20年度 東アジア世界史研究センター 研究会

「東アジア世界における人・物の往来と管理」

クリックすると全ページ見られます。  今回の研究会では、関東の方以外にも、普段交流の機会の少ない関西や中国地方から、若手の研究者をお呼びしてご報告していただきました。
 「人・物の往来と管理」というテーマで、遣唐使の時代とそれ以後の共通点・相違点を検証することを通じて、「東アジア世界の変貌」について考える場として、また、日本史だけでなく、文学・中国史の視点からも研究報告していただき、幅広い議論を行える場となるよう、今回の研究会を開催いたしました。
(以上、皆川氏「はじめに―東アジア世界における“人・モノ・情報”と遣唐使― 」より
趣旨説明

飯尾 秀幸 研究員(専修大学教授)
本研究会研究会コーディネーター

皆川 雅樹 氏(専修大学附属高等学校教諭)

「はじめに―東アジア世界における“人・モノ・情報”と遣唐使―」

報告@

河内 春人 氏(明治大学文学部・立教大学文学部兼任講師)

「入唐僧と海外情報」

報告A

原 豊二 氏(米子工業高等専門学校一般科目准教授


「遣唐留学生像の受容と変遷〜特に「琴」を意識しつつ〜」

報告B

山崎 覚士 氏(大阪市立大学大学院特任講師)

「宋代明州における対日外交とその位置づけ―牒状を中心に―


報告C

渡邊 誠 氏(広島大学特別研究員)

「日本古代の対外交易および渡海制について」





   
 
 

議論の様子。予定時間を超過するほど、様々な意見等が交わされ、非常に充実した討論となりました。