−所長挨拶−

 “計理の専修”で親しまれてきた専修大学は、その名に相応しい《会計学研究所》を、新制大学として発足した1949年に設立しました。この間、研究会の開催や研究成果の発表のほかに、幾多の諸行事を開いてまいりました。たとえば、黒澤清先生、番場嘉一郎先生、鍋島達先生、不破貞春先生など、その時代を代表する会計学者をお呼びして、神田校舎で開催した「会計学教室」(1953−1979)、数多くの公認会計士を輩出してきた「計修会」の育成、在学生を対象にした「簿記検定講座」の開催などといった教育活動であります。
 教育活動は研究活動によって裏付けられなければなりません。《会計学研究所》は、所員の研究報告に加えて、国の内外からその研究領域を代表する研究者をお呼びして、研究会を積極的に実施してきました。さらに、特定のプロジェクト研究を助成して、研究活動の活性化に努力してまいりました。これらの研究成果は、機関誌の『会計学研究』や『会計学研究所報』を通じて発表されております。
 会計を取り巻く環境は、日毎に変化しています。また、公認会計士法の改正により、公認会計士の役割や試験制度も大きく変わろうとしています。激動が予想される、新しい21世紀の会計学や関連する諸問題に遅れることなく、《会計学研究所》は今後も、創造的な研究を目指し、研究会やプロジェクト研究などを積極的に行ってまいります。

専修大学会計学研究所所長
伊藤 和憲


会計学公開講演会のお知らせ

日時:平成291017日(火)1045分〜12時00分
場所:生田校舎10号館10301教室

講師: 河ア照行 甲南大学教授

演題:「中小企業会計の現状と課題