ようこそ専修大学商学研究所へ

2014年9月

専修大学商学研究所 所長 神原理


 「商い(商業)」は、我々の日常生活に不可欠な経済活動であり、日々の生活の根幹をなすとともに、私たちの「心を豊かにしてくれる活動」でもあります。家族連れで賑わう休日のショッピングセンター、コーヒーやスイーツの香りが漂うレストラン、歌や踊りで活気があふれ、歓声が響くテーマパーク…。私たちは「商い」をとおして様々な喜びや感動、癒しといったものを得ています。その裏側では、スタッフの人材育成や組織マネジメント、物流や情報システムなどが「豊かな社会」を支えてくれています。

 専修大学商学研究所は、こうした「商い」の仕組みや課題に関する研究・教育を目的として1965年に設立され、2015年には50周年を迎えます。現在、所員数は80名を超え、地域社会や産業界など様々な学外諸機関との連携をすすめながら、研究交流の促進と研究成果の発信を行ってきました。

 商学研究所の主な研究活動は、おもに3つの方向で展開されています。

 1.研究交流の推進…定例研究会や公開シンポジウムでの研究成果の発信と交流

 2.共同研究の推進…プロジェクトチームによる共同研究、海外の研究機関との国際交流研究、国内の研究機関や組織間連携による共同研究など

 3.研究成果の出版…『専修ビジネスレビュー (SBR)』、『商学研究所報』、『研究叢書』の公刊

 「1.研究交流の推進」は、学内外の研究者や実務家を招いた定例研究会や公開シンポジウムを定期的に開催することで、知的交流の促進を図る活動です。

 「2.共同研究の推進」は、所員を中心とするプロジェクトチームを毎年立ち上げ、3年間の共同研究の成果を「研究叢書」として発行しています。「国際交流研究」としては、2011年以降、「ベトナム国民経済大学ビジネススクール」と組織間協定を結び、国際シンポジウムなどをとおして研究交流を図っています。国内での組織間連携としては、2014年度から「大同生命保険株式会社」さまからの研究助成にもとづき、「中小企業による社会的価値の創造」について共同研究を進めています。

 「3.研究成果の出版」としては、上記の研究成果や所員個々の研究成果を『専修ビジネスレビュー (SBR)』、『商学研究所報』、『研究叢書』として発信しています。

 我々商学研究所の所員は、こうした研究活動をとおして、「より多くの人々が豊かで安らかな日々を送れるための『商い』のあり方」を探求し続けています。我々の活動にご理解頂き、研究成果をご活用頂ければ望外のことと思っております。