10月31日、創立130年記念ホームカミングデー2009が生田キャンパスで行われ、約600人の卒業生、ご家族らが懐かしの母校に集った。
オープニングセレモニーは専大松戸高校和太鼓部が元気いっぱいに「銚子早打ち太鼓」、「ぶち合わせ太鼓」、「繋がり」を披露し、日高義博理事長・学長、荒木敏夫副学長、甘竹秀雄校友会長、菅沼堅吾育友会長がくす玉を割り、華々しく開幕した。
経営研究所主催講演会では、スズキ(株)代表取締役専務取締役の田村実氏(昭47経営)が「私の経営活動―すべては1枚の注文書から―」を講演。営業一筋の田村専務の「人を使うより、使われるプロになれ」「営業活動の基本は、厳しい現状否定から」といった40年の経験から培った営業術に190人が聴き入った。
10号館4階で行われた創立130年記念感謝の集いには、校友・育友ら多数が出席し懇談。9月16日の創立記念日に神田キャンパスで披露された専修大学創立期に日本人の食卓にデビューした西洋料理「ハンパクビーフステーキ」、「パンのフライ」、「ビーフカツレツ」などのスペシャルメニューに舌鼓をうちながら、学生時代の思い出を語り合った。
第一体育館で行われた「学生と共に130年」には、学生、卒業生、ご父母ら1000人が参加。日本テレビ新人アナウンサー・上田まりえさん(平21文)の司会で日高理事長・学長、卒業生でタレントの小堺一機さん(昭54経営)が、学生時代の思い出や現在の仕事に対する想い、学生へのメッセージを語った。小堺さんは「学食で先生のモノマネをして、学食のおばちゃんにサービスをしてもらったのが最初のギャラです」と笑いを誘い、大事な局面ごとに家族や周囲の先輩たちにアドバイスされたことが、現在につながっていると話した。「卒業するとき進路が定まっていなかったが、不安はなかった。好きなことを見つけ、それをやり続けることが大切。就職氷河期と言われているが、たいへんな時代とは思わず、人と違ったいい経験ができると気持ちを切り替えて楽しもう」と激励した。日高理事長・学長は「小堺さんのお話から、生きる道は自分で見つけることが大切だと学生たちも理解したと思う。専修大学は、『人の専修』として、人生の羅針盤となりうるさまざまな仕組みを用意している。学生の皆さんはそれを活用してほしい」と呼びかけた。司会の大役を果たした上田さんは「貴重な機会を与えていただき、感謝しています。トーク番組を長く続けていらっしゃる小堺さんのライブトークに触れることができ、とても勉強になりました」と感想を話した。
ホームカミングデーでは、そのほか、4人の創立者が駆け抜けた激動の時代をたどる「創立者同時代展」、オリジナルグッズ販売、校友会コーナー、校友会の法曹会と会計人会の協力による無料法律相談など多彩な催しが行われ、卒業生たちは、鳳祭(学園祭)の出店をのぞいたり、バンド演奏を聴いたりしながら、秋の1日を楽しんでいた。