専修大学ラグビー部の次期監督にOBで、7人制日本代表監督の村田亙(わたる)氏が4月2日付で就任する。昨年からアドバイザーとして指導してきたが、来季からは母校の強化に本格的に着手する。
1931年創部の専大ラグビー部は、関東大学リーグ戦1部で5回優勝を誇るが、2003年から2部に所属している。
1月27日、神田キャンパスで富山尚徳学校法人専修大学専務理事、佐藤猛同常務理事、池本正純ラグビー部長(経営学部教授)同席のもと、記者会見が行われた。富山専務理事は村田氏のこれまでの活躍を紹介。「青春時代、心身共に自らの限界に挑んだ気概を、専大のラガーマンに伝え、選手たちを本物のスポーツマンに育ててほしい。そして全専修人の絆を進化させたい」と期待を込めてあいさつした。
村田氏は「2年以内にリーグ戦1部復帰。5年以内にリーグ戦の優勝争い。7年以内に大学選手権で優勝争いができるチームに」――と自身がたてた7年計画を明かした。現役時代は日本代表スクラムハーフ、さらに仏アビロン・バイヨンヌで活躍。「走れるチームづくりをしたい。フランス流と7人制のスタイルをミックスしたような、見て面白いラグビーを目指す。もう一度専大のためにがんばりたい」と力強く語った。
村田亙:1968年生まれ。福岡市出身。東福岡高、専修大学、東芝府中(現東芝)で活躍。専大4年次でラグビー部主将として7年ぶり5度目のリーグ戦優勝に貢献。東芝府中からフランスのアビロン・バイヨンヌと日本人初のプロ契約、帰国後は、ヤマハ発動機ジュビロで活躍。ポジションはスクラムハーフ。91年に日本代表入り、通算41キャップ。91、95、99年W杯出場。2008年に現役を引退。7人制ラグビー日本代表監督として2010年秋に中国・広州で開催されたアジア競技大会で金メダルを獲得。著書に『7人制ラグビー上達クリニック』(実業之日本社)がある。