【SDGs】メキシコ先住民コミュニティにおける災害リスク評価と防災学習モデルの構築

国際コミュニケーション学部 小林 貴徳

SDGs122(小林先生)キシコ先住民コミュニティにおける災害リスク評価と防災学習モデルの構築
 災害多発国であるメキシコのなかでも先住民居住地域の多くでは、防災対策や復興支援に関する取り組みが大幅に遅れている。そのうちのひとつゲレロ山岳部は、地震や熱帯性低気圧がもたらす災害に頻繁に見舞われ、そのたびに災害に対する脆弱性が露呈する。
 本研究では、先住民村落に伝わる災害の記憶や知識を活用し、コミュニティの防災力向上および防災学習モデルの構築を目的としている。また、本研究はSGDsのターゲット11.5(貧困層及び脆弱な立場にある人々の保護に焦点をあてながら、水関連災害などの災害による死者や被災者数を大幅に削減)、ターゲット11.b(災害に対する強靱さを目指す総合的政策及び計画を導入・実施)、ターゲット13.1(気候関連災害や自然災害に対する強靱性及び適応能力の強化)、ターゲット13.b(社会的に疎外されたコミュニティに焦点を当て、気候変動関連の効果的な計画策定と管理のための能力向上メカニズムの推進)を強く意識した取り組みである。
【カテゴリー】研究
【取り組み主体】個人
【取り組み形態】研究
【SDGsアイコン】11住み続けられるまちづくりを
【SDGsアイコン】13気候変動に具体的な対策を