イベント・シンポジウム(過去開催・平成24年度)

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平成24年度 主催行事

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心理科学研究センター主催 国際シンポジウム(H24.11.10)

テーマ:「Expansion of associative learning theory」
趣旨専修大学社会知性開発研究センター/心理科学研究センターでは、様々な心理学を融合し、新たな心理学の視座を提案することを目的の一つとしています。その対象は,人間のみならず,人間以外の動物たちの心,また神経科学的なアプローチや工学的アプローチまで広がるものです。
連合学習は,節約的で単純な「心の働きの説明」として心理学では古くから研究されてきました。ラットやハトといった動物の行動変容を説明するために,複雑すぎる概念を用いないように心理学者は連合という概念を用いてきたわけです。結果として,「連合学習は単純な行動の研究だけの話」であったり,「人間以外の動物の説明にしか使えない」といったイメージを持つ人も少なくないようです。
今回のシンポジウムでは,連合学習とは本当はどういうものなのか,どういった広がりを見せているのかを取り上げます。最新の知見や新しい研究方法,神経科学などの隣接領域での応用など様々な話題を紹介することで,連合学習は単純で動物の研究にしか使えないものではなく,豊かな研究領域を有するものであることを再発見していければと思います。
日時平成24年11月10日(土) 14:00~17:00(受付13:30~)
場所専修大学神田キャンパス 7号館3階 731教室
主催専修大学社会知性開発研究センター/心理科学研究センター
内容【研究報告】
14:00~14:10
澤 幸祐(心理科学研究センター研究員/専修大学准教授)
「Introduction; associative basis of cognition in animals and humans 」
【講演】
14:10~15:10
Robert A. Rescorla(ペンシルバニア大学名誉教授)
「Measuring changes in associative learning」
15:20~16:05
中島 定彦(関西学院大学教授)
「Information variables in Pavlovian conditioning preparations:One more piece of evidence」
16:10~16:55
鮫島 和行(玉川大学准教授)
「Neural basis of conditioning and reinforcement learning:A mechanistic perspective on learning and decision」
司会・進行:澤 幸祐(心理科学研究センター研究員/専修大学准教授)
※使用言語は英語となります。
定員180名(要申込・先着順)
参加料無料
申込方法
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終了しました
社会関係資本研究センター主催 シンポジウム(H24.7.14)

テーマ:「協働社会へのチャレンジ~被災地における社会関係資本を活かす試み~」
趣旨平成21年度文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業として、研究プロジェクト「持続的発展に向けての社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)の多様な構築:東アジアのコミュニティ、セキュリティ、市民文化の観点から」が採択されました。研究期間は、平成21年度~25年度の5カ年間で、今年度は4年目です。
昨年度は、東日本大震災(平成23年3月11日)を踏まえたシンポジウム「復旧・復興・再生への“絆と連携”」を7月に実施し、亀山紘石巻市長と坂田隆石巻専修大学長による現地からのメッセージや、大西隆東日本大震災復興構想会議委員による基調講演等を行いました。
今回は、東日本大震災に関連したシンポジウムの第2弾として、岩手県釜石市の課題・取り組み等を踏まえた基調講演を中心に、下記のとおり実施します。
日時平成24年7月14日(土) 13:00~18:30 (受付12:30~)
場所専修大学神田キャンパス 7号館 3階 731教室
主催専修大学社会知性開発研究センター/社会関係資本研究センター
内容■問題提起
13:00~13:10
原田博夫(社会関係資本研究センター代表・大学院経済学研究科長・経済学部教授)
■基調講演
13:10~14:10
野田武則(釜石市長)
「撓(たわ)まず屈せず」
14:10~15:10
玄田有史(東京大学社会科学研究所教授)
「希望のチカラ」
■被災地・石巻からのレポート
15:20~16:50
大矢根淳(社会関係資本研究センター研究員・人間科学部教授)
李東勲(石巻専修大学経営学部准教授)
布施龍一(NPO法人フェアトレード東北代表)
■パネル・ディスカッション
17:00~18:30
パネリスト: 上記講演者
モデレーター: 原田博夫
総合司会 永島 剛(社会関係資本研究センター研究員・経済学部准教授)
定員180名(先着順)
参加料無料
申込方法
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終了しました
心理科学研究センター主催 シンポジウム(H24.6.16)

テーマ:「不安、うつ、妄想に挑む心理学:臨床と基礎の融合を目指して」
趣旨心理学は心の様々な側面を調べる学問です。専修大学社会知性開発研究センター/心理科学研究センターでは、様々な心理学を融合し、新たな心理学の視座を提案することを目的の一つとしています。
心理学は歴史的に、心を科学的・実証的に探究する学問としてはじまりました。ただし、学問が誕生した当初、その科学的・実証的な知見は現代社会の問題に対し、直ちに直接的な貢献ができるほど精緻なものではありませんでした。かつては、気持ちが落ち込んでいる人や不安でおびえている人たちに、確固たる証拠に基づいてアプローチができない時代もありました。しかし、近年になり、行動測定の洗練や脳科学・神経科学の爆発的進歩により、現実的な問題に直結する様々な知見が蓄積してきています。
今回のシンポジウムでは、不安、うつ、妄想を取り上げ、科学的・実証的な研究と臨床的なアプローチとの関係を探ってみたいと思います。心の時代と呼ばれる現代において、多くの方々が不安、うつ、妄想を経験し、悩んでいます。これらの問題に対して、心理学者たちは、最先端の脳機能計測や行動の測定に基づき、新たな取り組みを模索しています。今回はそれらの研究の一端を紹介し、参加者の方々と議論を深められたらと考えています。
日時平成24年6月16日(土) 13:30~17:10(受付13:00~)
場所専修大学生田キャンパス 10号館1階 10101教室
主催専修大学社会知性開発研究センター/心理科学研究センター
内容【研究報告】
13:30~14:00
大久保 街亜(心理科学研究センター研究員/専修大学准教授)
「臨床と基礎:実験心理学からのアプローチ」
【講演】
14:10~14:55
金井 嘉宏(東北学院大学准教授)
「社交不安障害の認知行動療法に活かす基礎研究」
15:00~15:45
国里 愛彦 (早稲田大学助手)
「うつ病と意思決定:計算論的臨床心理学からみたうつ病」
15:50~16:35
浅井 智久 (千葉大学・日本学術振興会特別研究員SPD)
「妄想・幻覚と自他の表象:基礎から臨床へ,臨床から基礎へ」
【指定討論】
16:40~17:10
長田 洋和(心理科学研究センター代表/専修大学教授)
司会・進行 : 大久保 街亜(心理科学研究センター研究員/専修大学准教授)
定員200名(要申込・先着順)
参加料無料
申込方法
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終了しました