パソコンで相手チームを分析 選手に適切なアドバイス

 

 

信頼関係を大切に

グラフや図など駆使し国際大会経験生かす

 

学長賞受賞のバレーボール部アナリスト 渡辺 啓太くん

▲パソコンで相手戦力を分析する    

 

 試合を見ながら、パソコンを片手に相手チームを分析し、自軍の選手にアドバイスを送る。バレーボール部でアナリストを務める渡辺啓太くん(ネット情報3・浅野高)は、チームが勝つ上で重要な役割を担っている。アナリストとは、ビデオやパソコンを駆使し、相手や自チームを調査・分析する専門家を指す。

「自分にしか出来ないことでチームの力になりたい」、そう考え始めていた時、アナリストという仕事を知った。初めは「まずは興味を持ってもらおうと、積極的に自分から情報を選手に伝えた」。その甲斐あって、次第に選手の方から聞きにくるようになっていった。最も大切なのは互いの信頼関係。「信頼関係がなければ自分の仕事は成り立たない。そのために徹夜で分析することもある。だけどその中で実際に役立つのはほんの少し」と言って苦笑する。


全日本女子チームに帯同

 

今年7月には、女子ワールドグランプリを戦う全日本女子チームのアナリストとして帯同。女子チームは初めてなので「普段以上にグラフや図など、視覚的に理解しやすい情報表現を心がけた」と言う。「国を代表するチームのスタッフとして重圧や責任感を感じたが、一つひとつの作業に全力で取り組み、貴重な体験が出来た。特に監督を中心としたスタッフや選手が各々の役割に徹し、戦う姿勢に刺激を受けた。自分の仕事に対する意識がより高まった」。大会後には、大学からも活躍を評価され、学長賞を受賞。また、全日本チームに帯同したことで「次の北京オリンピックで、全日本チームのアナリストとして金メダル獲得に貢献する」という、新たな目標も出来た。

 「自分の分析した情報を選手が信用し、試合で役に立ち、感謝された時が一番うれしい」と話す。チームの1部優勝、そして自身の目標に向かって、これからも邁進していってほしい。
 (木村 太一・法1)

 

 
 

【ニュース専修2004年10月号14面】
 

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