ネットワーク情報学部1年次生〈夏期演習〉 地元商店街・学生食堂のHPを作成
ネットワーク情報学部の1年次生(288人)がこの夏、生田キャンパス地元の商店・学食のホームページを制作した。9月24日、発表会が生田キャンパスで開催され、それぞれの作品が披露された。学生たちはグループ作業でコミュニケーションをとり、オリジナルのホームページを一から作る演習の面白さを実感したようだ。また、商店からは「学生を身近に感じた」などの感想が寄せられている。
この演習は、同学部の情報教育科目(必修)の一環。7月から夏期休暇にかけて実施し、全員が3〜6人のグループで商店や企業を訪問。店側の要望を聞き、取材、撮影、原案作りに始まるホームページ作りの一連の作業をすべて学生たちの手で行った。対象は小田急線向ヶ丘遊園北口の「区役所通り登栄会商店街」の商店・企業など46軒と生田キャンパス内の学生食堂6店の計52軒。
登栄会商店街は飲食店、雑貨店、美容院、銀行など約70店を擁し、生鮮食料品店はないが塗装店や葬儀店もある。開業40年以上の店が多く、既に個別でホームページを作っている商店もあったが、今回の大学側の要請には快く応じてくれた。
発表会では、10分間の持ち時間でそれぞれが作品を紹介。担当の5教員(中村友保教授、江原淳教授、綿貫理明教授、香山瑞恵講師、渡辺直人講師)がコメントを出した。
「社会勉強にもなった」

学食「森永」のページ
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寝具店「半ざむ」のページ |
発表での学生の声を拾ってみると−
「いかに商品をおいしそうに、そして見やすくするかに苦労した」 (ラーメン店 「七志とんこつ編」 の担当グループ)
「お店の方は親切に応じてくださった。お客様がお店に入りやすい雰囲気作りを心掛け、デザインはシンプルなものにした」 (寝具店 「半ざむ」
担当グループ)
「ページ作りから興味が広がり、葬儀の知識も入れた」 (葬儀店 「阿部商店」 担当グループ)
「店主さんからはインパクトのある面白いものを作ってほしいとの要望だった。店主さんの仕事に対する熱い思いや意気込み、武勇伝まで入れた」 (塗装店
「石井塗装」 担当グループ)
と、いずれも店の個性や営業方針を尊重しつつ、客側から見て有効で好印象のホームページ作りに苦心して取り組んだ様子がうかがわれた。
学食 「CABIN」 を担当した代表者の寺内裕司くんは 「3人グループで取り組みました。お店からは画像をたくさん入れてほしい、船室をイメージした作品にとの要望で、青を基調にし、さわやかさを心掛けました。メニューをたくさん入れるため、出来るだけ画像を小さくすることで重くしないよう注意しました。渡辺先生からは違った角度から店の様子をとらえた画像も入れたらというコメントでした。自分以外のホームページを作るのは始めての経験で苦労もありましたが、楽しかったです。」
と満足感を持って話していた。
中村教授は 「中には高度なWeb作成技術を使ったグループもあり、全体を見てもこちらが考えていた以上の内容の充実した作品ばかりでした。商店への取材は、気後れしたり、連絡がとれなかったりで訪問をためらった学生もいました。しかし、いざ訪ねてみると
『大歓迎』 というところがほとんどだったようです。学生たちは本来の学習に加え、社会勉強やグループワークの大切さも経験し、一度に多くのものを得た演習だったのではないでしょうか」
と話している。
それぞれの作品は今後、必要に応じて更新され、1年間掲載される。
▼区役所通り登栄会商店街 =www.ne.senshu-u.ac.jp/yuenkita/
▼生田校舎学生食堂 =www.ne.senshu-u.ac.jp/gakusyoku/