2007年11月号  
ニュース専修 ウェブ版
    [2面]  
 

[大学院商学研究科]

   
 
 

顧客密着の中小企業へ 

第一線の経営者と学ぶ

「実践経営戦略」開講中

 大学院生が中小企業の経営者らと共に受講する大学院商学研究科の特殊講義「実践経営戦略」(黒瀬直宏教授)が10月13日からスタートした。

 同講義は商学研究科(ビジネスコース)が独立行政法人中小企業基盤整備機構関東支部・中小企業大学校東京校と共同で開講したもの。活躍中の企業の経営者からマーケティング、人材開発、組織活性化、ネットワークなどの経営手法や体験を聞き、ディスカッションや発表を行う。企業の経営者、幹部、後継者らと机を並べ討論することで通常の授業にない参加・体験型授業となる。

 初日の13日には30人が出席し、黒瀬教授の講義「中小企業の市場創造戦略―自分の仕事は自分で創り出す―」を聴講した=写真。同教授は、今後の中小企業は、大企業依存型から顧客に密着する市場自立型への脱却が求められるとし、情報を生のデータでとらえる「場面情報」発見を活発化させるなど、状況に応じた戦略を持つことが重要と語った。

 講義の後、受講生一人ひとりが自己紹介。「研究する分野の第一線で活躍する方々と学ぶことで大いに刺激を受けた」との話が出た。中小企業側の受講生((16人)の職種は主に製造業、卸売業などで、仙台、豊橋、広島など全国から参加している。「実践的経営のノウハウを取得するだけでなく、大学院生の若々しいセンスに触れるいいチャンス」と海堀昇平・中小企業大学校東京校校長は期待を込めて語った。開講は2008年1月12日までの隔週土曜日、計7回。

 

東京信用保証協会と産学コラボ企画

「中小企業の創業のポイント」

▲小口研究科長(右)と田中豊東京信用保証協会理事

 大学院商学研究科は、都内の中小企業を経営面と資金面からサポートする東京信用保証協会(横山洋吉理事長)と、「中小企業の創業のポイント」をテーマとする起業家向け共同公開講座を開催することとなり11月9日、生田キャンパスで、開講にかかわる合意書を取り交わした。

 講座は、同協会の中で創業支援を専門とする「創業アシストプラザ」がもつノウハウと本学の研究ノウハウを融合させた産学連携企画。小口登良研究科長は、「今回をきっかけに中小企業研究の第一人者が集まる本研究科の特徴を生かし、さらなる連携をしていきたい」と語っている。講座概要は次のとおり。詳細は協会ホームページで。

日時=12月15日(土)・13時30分〜16時45分
場所=同協会本店会議室
プログラム=「中小企業の経営戦略」(伊藤和憲本学商学部教授)ほか
定員=40人(先着順)
申し込み=電話 03(3272)2279へ。本学学生は大学院事務課へ。

 

 
 

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